トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**大本営の系譜 5

2015-09-26 | 温故痴新
 まつりごと絶えぬ小人アカンベー民の心は喉に毛絡まし
        世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし    在原業平

 ツキ失せて千々に物事悲しけれわが身一人が糞にはあらねど
        月見れば千々物こそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど  大江千里

 インブレム昨日は掲げ今日は剥ぐ
        いなづまやきのふは東けふは西    其角

 はずかしや推選参画秋の風
        はぜつるや水村山郭酒旗の風     其角

 御頭は心すらなき糞鼠
        尾頭のこころもとなき海鼠かな     其角

五つ星レストラン

2015-09-26 | 感じるままの回り道
 山中にも賑わうレストランはある。世間は「五つ星」が最高ランクだそうだけれどフイールドは「居つつ虫」が最高ランクの証しだ。それも月を置かずして移り、ランキングは長くても月替わりである。
 先日まで「五つ星」を張っていた「ミソハギ」は退場し、現在は「タラノキ」が五つ星相当の様相である。天頂花なので見上げるしかないけれど、ケータイのカメラでズームアップすれば多くの客が来店しているのが見える。客筋は講中、でなく甲虫のようだけれど富士講ならぬ「タラ講」でも良いか…。馬鹿話はさておき、「居つつ虫」達にとっては越冬するための飽食ラストランなのだろう。
         天頂花        覗いて見れば