トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「コシアキトンボ」

2018-08-06 | 小父のお隣さん
 本日の最高気温33.8℃、8時から西の段の除伐を10時まで行った。この時点で衣服は濡れそぼっている。
 沢水を蛇口から頭に浴びると「法悦・極楽」の言葉が出てしまう。目を瞑り冷水を浴びているのだけれど瞼の裏には雲状の絵を感じるのだ。きっと来迎雲なのだろうがまだ赤い糸結んでいないからイメージは弱く阿弥陀如来様までは見えていない。

 作業を終えると足元もおぼつかなく、ここ数日は水見回りはしていなかった。水路の末端に水が届いていればOKなのである。しかし水は確認できてもトンボの確認は出来ない事であった。
 今日の帰りしな、Sさんから電話があって「昨日、上の池にコシアキトンボ三匹がいた。ヤブヤンマもいたようなので確認してくれないか」と言う内容だ。コシアキトンボは初観測だし、小生も確認したくて踵を返し立ち寄ってみた。

 お目当てのコシアキトンボを見出す前にヤブヤンマ?の産卵に出会った。水域内でない近くの湿った土に産卵していたし、翅も薄茶に見えていたからヤブヤンマでいいのだろう。撮影出来たものの暗くて判然としないが、まあ、トンボがいる程度は理解できる。

 本命のコシアキトンボだが、水面上に張り出たコナラの枯れ枝に止まっていた。他の個体は見えなかったから本日は一匹かとガッカリもする。
 しかしながら昨日は三匹確認されているから産卵する可能性もあるけれどメスが混じっていたかどうかまでは聞きそびれてしまった。図鑑を開いたらメスは虎斑模様で美しそう。ぜひぜひお目にかかりたいので暑さに負けず重い足取りでも池まで運ばねばならない。

        コシアキトンボ初観測      ヤブヤンマ?の産卵  

原爆忌

2018-08-06 | 感じるままの回り道
              空仰ぎ水を飲むさち原爆忌

              セミ時雨しみじみと浴ぶ原爆忌

              熱射下に刈る草いきれ原爆忌

              立ち枯れ木倒して拭う原爆忌


              ピカドンを想えば易し猛暑かな

              ピカドンを拒まず土砂ドンドンの鈍