トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

こけら版 「とりこし苦労」 4 (森の幼鳥)

2018-08-08 | 小父のお隣さん
 この時期は繁殖期でもあるから巣立った幼鳥を目にする機会に恵まれた。撮影出来たのもあるしデスプレイで確認できないうちに見失ったケースもある。そういう時、大抵は「惜しかった」状況になるのは「マーフィの法則」そのままである。
                 
 既に親離れしたかのような幼鳥は尻尾が短いから判ったのだけれど、親鳥の警戒音も聞こえなかったのは見守っていただけかもしれない。至近で小生の方が焦ってしまい全ての写真が暗くピントもあっていないのは素人だから…。
                 独り立ち嬉し寂しや幼鳥

 近くの樹枝に家族で飛来した。幼鳥は何回か親鳥から餌をもらい飛び去った。距離は4~5m程度の所だったのが驚き。小生等のフイールドでは直ぐに飛び去るだけで給餌の様子など見せてはくれないのである。
 現地の野鳥全てに言える事だろうが「人を恐れていない」のは、それだけでも驚きなのだが、この事だけからしても人と自然とのかかわり方が異なるだろう事は推察できる。
           ➡    ➡  
                 餌を受けつ親の愛受く雛の口
 


すったもんだは久しぶり…

2018-08-08 | 小人閑居して憮然
 暑い中、越境して刈り払いをするため早く済ましたかったのだろう、道具小屋から刈り払い機を出し給油しただけで始動確認をせず出かけた。通常は始動確認をしてから作業区域へ向かうのだ。

 暑くならないうちに済まそうと8時から作業に入ったのだが、この時点でフイールドは30℃に達し最高気温34.4℃に達した日である。小屋から400mほどの位置で始動しようとスターターを操作してもウンもスンも言わない。点火バルブが湿ったのかと一休みしつつ再度再三操作しても状況に変化はない。

 もうこの時点で汗まみれで始動ロープをどれだけ引いたか、30分以上はすったもんだしている。結局は諦めて拠点まで戻り交換してから作業を終えた。この日、猛暑日の予報が出ていたから作業終了後は拠点道具小屋に刈り払い機を返却せず駐車場の廃棄トイレ内に収容する心算だった。結局、思わぬ伏兵で都合3回、拠点道具小屋まで往復する羽目になった。

 翌日の刈り払い作業の前に点火プラグの確認をするためゴムキャップを外したら断線している。「原因はこれだったのか…」とホッとしつつも半田ごては自宅である。補修は翌日となったのだけれど、補修し点火プラグの火花を確認しても始動してくれない。もうお手上げで修理に出す事にした。
    断線  ➡    半田付け

 ところがである更に翌日、小屋の工具が小生の手提げに入っていたから小屋に戻そうと手に取って
「ビビビッ!」来たのだ。矢も楯もたまらず確認したらドンパチだった。自宅の刈り払い機も度々この受難にあって、道具小屋の刈り払い機でも経験済みの「始動不可」だった。

 何の事は無い、排気口が塞がれていたのである。それもタールを塗り付けたように綺麗に仕上げてある。言わずと知れた母蜂の仕業で中に卵を産み付けられた虫が入っているはず。
 要は保育房として使ったのであるが、ここまでは思い至らなかった。分かってみればあっけない事ではあるけれど「暑気」は半端なく「始めダラダラ、中カッカ、蜂が泣いても穴開けた」の顛末となったのである。
 それにしても「プラグの断線」は何だった?。キャップごと外そうとして千切ってしまったのか不明だけれど、破断面に溶着痕が見られなかったから、ある意味、不良パーツだったかもしれない。
              閉塞    ➡     貫通