トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

長いものが巻かれた異様…

2018-08-17 | 小父のお隣さん
 「虫」を使っているのに虫でない「爬虫類」、足が無いヘビは爬虫類だったかどうかあやふやな世代になって久しい。
 朝食を摂っている時、外でカラスが騒いでいる。おおかた林檎でも狙って騒いでいると思い、追い払おうと網戸を開けた。リンゴの樹にはおらず電線でバタバタしているではないか。。よく見たら蛇と格闘しているのであった。
 さながら「戦場のピアニスト」ならぬ「線上の捕り物鳥」なのである。飯を食うのを中断しカメラを持ち出し顛末を摂ろうと二階の窓辺に行く。網戸越しではもったいないからソーと開放したのだけれどカラスに気付かれ逃げてしまった。

 くだんのお蛇様、ショックだったか静止したままで撮影してもヘビには見えない。その撮影もピントが合わないのである。仕方がないから目測で等距離にあると思われる住宅の屋根にピントを合わせて撮影したもののヘビに合焦している訳でもなく、撮影したカットのほとんどは合掌になってしまった。
 それでも蛇と判明するカットをアップしたが蛇の種類までは不明で、後になり気が付いたのは「双眼鏡で見れば良かった」、後の祭りである。
 食時の合間に何度か移動を追っていたものの電柱までたどり着いた後は行方不明になった。「長いものには巻かれろ」という諺も近々の事例も記憶に新しいけれど「長いものを巻いた」のを見たのは人生初である。

 余談だが「朝、カラス鳴きがあると死人が出る」とは母の口癖で、だいたい、集落の中に於いては「なる程」と感じる事が多かった。また「朝女は人が来る」とも言われて、朝食前から婦人が寄る様な日は来客が多いとも言った。これも「納得」のフレーズであった。
 さて「長いものが巻かれた日」はどうであったかと言うと、新規の硫黄泉に立ち寄って「ガックリ」して帰宅しただけである。これでは諺や教訓は浮かばない。まあ「硫黄な日」と強弁するが苦しい…。

西の段 斜行路ネザサ刈り

2018-08-17 | 今日は真面目に
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 西の段2,3,4をつなぐ斜面を刈り払いする。ここも目的はアズマネザサの抑制なので地表面ごと掬い取る様に刈り刃を入れる。礫の多い場所ゆえに刃を入れるたびに火花が出て刃先は損傷し続けるけれど、刃先の損傷を避けていればネザサの抑制は出来ない事になる。

 刈り刃1枚はホームセンターで900円程度、安売りの時は2枚で1000円程度で購入できるものの、安い刈り刃はチップの耐久性も劣り切れ味も落ちやすい。とは言え高い刈り刃で小石混じりの表土ごと掬い取るような使い方は無駄使いであって、刃先の超硬チップが無くてもこの作業は十分なのだ。

 しかしながら切れ刃となる超硬チップを失った刈り刃は指の太さ程の幼樹の切断も出来ず、なんとかと刃物は使い様、を実感するのである。
 これで西の段の刈り払いは終了し、次は各段の立ち枯れ木や不要樹を伐採する作業になるが、もう1日あれば終わるだろう。