作業を終え帰宅したポーチに何やらモジャッとした物体がある。視点を定めて直ぐ判明した。ジャコウアゲハの今季恐らく最初の産卵蛹化羽化体なのだった。
1m程に伸びたウマノスズクサ全てを食い尽くして、何頭の個体が蛹化に至ったか知る由もないけれど今季第一陣の蛹化だった。それから2週間ほど経過したのか、地際まで食い尽くされたウマノズズクサは再生し30㎝程に育っている。
さて、この玄関わきの外壁で蛹化した個体は丁度小生の頭の高さだった。出かける時は開けた扉で隔てられるから見る事もないけれど、帰宅してドアの前に立てば自ずから視線は向かう。前日には蛹自体が黒くなっていたから「羽化直前だ」と認識はしていても、明けて翌朝には忘れているし見ていない。
既に絶命している羽化体の下には濡れたような円形が広がっていた。考えるまでもなく落下の衝撃で腹部の体液が出たのであろう。破裂しなくても翅が綺麗に展開する事も出来なかっただろうから良かったのか悪かったのか…。まあ、チョウだって「人生いろいろなのだ」と改めて思った次第。
理由は何だったか推測すれば二通りで、自らの失敗とイソヒヨドリに依る攪乱、てなことぐらいしか浮かばない。イソヒヨドリは終日玄関付近に姿を見せているが、ポーチ小屋根に営巣中である。
壁面、お菊虫の殻
羽化後の落下体
1m程に伸びたウマノスズクサ全てを食い尽くして、何頭の個体が蛹化に至ったか知る由もないけれど今季第一陣の蛹化だった。それから2週間ほど経過したのか、地際まで食い尽くされたウマノズズクサは再生し30㎝程に育っている。
さて、この玄関わきの外壁で蛹化した個体は丁度小生の頭の高さだった。出かける時は開けた扉で隔てられるから見る事もないけれど、帰宅してドアの前に立てば自ずから視線は向かう。前日には蛹自体が黒くなっていたから「羽化直前だ」と認識はしていても、明けて翌朝には忘れているし見ていない。
既に絶命している羽化体の下には濡れたような円形が広がっていた。考えるまでもなく落下の衝撃で腹部の体液が出たのであろう。破裂しなくても翅が綺麗に展開する事も出来なかっただろうから良かったのか悪かったのか…。まあ、チョウだって「人生いろいろなのだ」と改めて思った次第。
理由は何だったか推測すれば二通りで、自らの失敗とイソヒヨドリに依る攪乱、てなことぐらいしか浮かばない。イソヒヨドリは終日玄関付近に姿を見せているが、ポーチ小屋根に営巣中である。

