トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「マユタテアカネ初見」

2019-06-24 | 小父のお隣さん
 23日、お約束の水見回り。上の池のオーバーフロー改修に伴い水位を20㎝ほど上昇させる設えにした結果、下流部に水が行きわたらないままだ。それでも池の底が露わになる事態ではないものの、いささか焦りがある。
 そんな気分で巡回路に分け入った途端、一匹のトンボが飛び立った。キラキラと翅が輝いているし飛翔も弱弱しい。もう「羽化したばかり」は歴然だった。この時期を「テネラル」と呼ぶ事は今季になってS先生から教えてもらったのだが現場では「テネラル」なんて出てこない。デスクの前の付箋を見て「ああそうだった」と思い至る年齢になってしまった吾輩である。

 それはともかく、色だけ感じ取り一瞬は「ショウジョウトンボのメス」と思ったけれど腹部が細い。それで「マユタテアカネ出現したか・・・」と思い至ったのである。
 しかしながら自信は無いから顔面の模様で確定したかったけれど、顔面を確認できる位置まで移動できなかった。一旦、飛び立たせて再確認の手もあったのだけれど「そこまでする事もなし」で、とりあえずは「初見」でいく。

                          


ようやく水源地谷止工7 「再度の材採り」

2019-06-24 | 今日は真面目に
 谷止工も終わりが見え始めているが遅々として進まない。だからこそ「延ばし延ばし」で今日に至ったのだ。
 一応の決着を見たと判断しても全体を俯瞰すると手薄な部分を見出してしまう。「後回し」の判断も「あり」だけれど、ここはしっかりと決着を付けたい。そうそう度々行える作業でもないし、先行きは益々困難になるのは明白な事実なのである

 そんな事で手ごろな用材を探したら上流部の河床脇にあった。幸いにも立ち枯れしていて伐採に何の躊躇も不要だ。周囲が河床なので伐倒も容易だと思ったのが誤りの始まりで油断は大敵なのが伐採作業と坑内作業だ。この事は安全作業講座て繰り返し言われた事である。

 伐採する一本を決め伐倒方向も選んだ。見た目の空間は伐倒方向右手側が開けているのだけれど広葉樹の樹冠が地上10数mに展開していて掛ること間違いなしだ。そこで対岸の杉と杉の間に倒そうとチェーンソーを入れたのだったが、研いだ刃先で来たのに思う程の切れ味が無く、切りこむ事に集中し過ぎて方向のコントロールがおろそかになってしまった。

 結果として対岸の大杉の上部にかかってしまい「本日の作業はお終い」となった。牽引器の用意があれば処理できたのだが「落ちる空間がある」とみて収納してしまったのだ。この日は隣沢の道具小屋に行き牽引道具を車載し翌日の処理作業とした。

  ➡   ➡ これ以降の掛り木処理の画面は失われた。接続したカメラのオートオフでである