トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「チョウトンボ初見」

2023-07-17 | 小父のお隣さん
 棚田部のミズアオイをネタにSさんとだべっている前にチョウトンボが飛来した。チョウトンボは毎期観察できる種でも無く繁殖種にならないかと好むと言われるヒシを里地の池から持ち込んではみたものの、その繁殖力の旺盛な事実はフイールドの環境にそぐわないと理解できて数年かけて抜去消滅させたのだった。
 大きな水域面積を誇る環境ならば他への影響は少ないだろうけれど箱庭程度の環境であるフイールドには水域全体を覆い尽くす様な性質のヒシは相応しくない植物であった。郷里の沼での様子ではアシの生えていない水面はことごとくヒシに覆われていた。稲刈りの昼休み、ヒシの実を齧るのが息抜きと言えば息抜きだった少年時代があった。

 それはともかく例年飛来するチョウトンボでは無いけれどやはり繁殖種となる事は期待しているのである。市街地の中心部方向へ3㎞ほどのところにある某企業のビオトープには繁殖しているのだけれどそこからの飛来種かどうかまでは不明だ。飛来した時には居続ける時間の長い上の池まで探しに立ち寄ったけれど視認できず撮影も出来なかったが初見である。

 

クワの樹の整枝剪定

2023-07-17 | 今日は真面目に
 植樹したのではないのだが1本は普通の果実でもう1本は大粒である。野生のクワは多くあるけれど小生の少年時代の桑畑の様に株立ちさせた低い樹形ではないので年々大きくなり果実へ手が届かなくなってきた。昔の様にジャムやジュースを作る意思などないものの季節の果実として数個は口に含みたい。そんな訳から残しているけれど大きくなる傾向が強くて既に点在するクワの樹は手が届かなくて採果が出来なくなった。

 それはそれとして駐車場近くの2本はおチビちゃんたちも摘まみたいだろうから低く仕立てたいのだが、そうは考えず「邪魔!」とばかり枝を掃うご仁もいるし、こういうご仁は選定の常識を持たないので注意しても危ない切り口で切除する。そういう事情もあり幼児が手の届くブッシュ仕立てには出来ず結局は大きくして枝を水平に伸ばす平盃仕立てにしているのだが樹の性質上、どうしても立ち枝が優勢になる。そんな事で結実が終わった後で立ち枝を切除して姿を保っている。

 今期も遅まきながら高枝切りで整枝剪定を行った。剪定してみれば切った枝の嵩張る事、嵩張る事。猛暑日の日中で片付ける元気もなく樹下に放置してこの日の選定は終わり。
 平盃状仕立てなので立ち枝を切除すれば樹間から空が覗けるようになった。これで実を取れる枝の先々まで日光が当たるようになったので来期も良い結実をしてくれるだろうと「採らぬ果実の数算用」する孤爺だったのだ。それにつけてもお夏は暑い!。気温と体温が同じだなんて呆ける要因でしかない。

      大果実樹の選定         普通果実樹の選定