トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

六根消耗お山は晴天…宿根残根おいらは残念

2023-07-24 | 今日は真面目に
 「ヒッツキムシ」と呼ばれる植物は幾つかあるのだが繁殖力の強いのがヤブジラミとヌスビトハギである。アメリカセンダングサも引っ付くと難渋するけれど生育範囲に拘りがあるらしく前者二種ほど蔓延していない。ヤブジラミとヌスビトハギは周囲の植生より花穂一つ分抜きんでて結実して来た。これをそのまま発芽する状態にまで実らせれば来期は更に繁殖域を広げてしまうだろ。連日の猛暑日中ではあるけれど先に延ばせば発芽力が伴ってしまいかねず除草する事にした。

 理想的には根こそぎが最善策であることは承知なものの宿根草だし1本抜くのも結構な力を要する。そんな事で不承不承密集部は刈り払い機で、拡散域は造林鎌で地際から刈り取った。写真の部分は密集部で刈り払いした部分、撮影はしてないけれど造林鎌で個別撃破した範囲は一見して踏み荒らしたようにも見える。個別撃破を適用する範囲でも刈り払い機で済ませるのだが暑い盛りに重いのとエンジン音が煩いのを敬遠して造林鎌にしたのだった。
 とは言え鎌による刈り取りは刈り払い機より動作量が多いはずで刈り払い機は重いしまあ、どっちを選んでも身体的にはさほどの負担差はないだろう。
 本来は草刈り鎌で対応するのが確実に地際を攻められるのであるものの中腰の作業が続くので多少は雑になるけれど造林鎌で行ったのである。これだと立ち位置そのまま生え際向こう側に刃をあてがい引くだけで良い。本数があれば撫で切りで済む。ただこの場合、鎌を地際水平に置けないから「ロスもあるかなあ…」ナンチャラカンチャラお山は晴天。