竹で枠を作りミズアオイの生育範囲とした部分の3割ほどが食害を受け「どうなるものやら」と観察していたのだが久しぶりに訪れたら復活しているではないか。オンブバッタの大好物とS先生から伺っていたものの今期周囲の刈り取りは弱く草丈は必要量だけ伸ばしているから虫の発生量は多い。故に捕食者の数も多くなっているはずで「おっつけバランスは取れるだろう」と期待していた通りに今のところ見えている。
食害されレース状になり枯れた葉に代わり新しい葉が展開したから株は小さ目だけれど「生育遅れ」の様に見えるだけである。葉の上にはオオカマキリだろうかまだグリーンの体長70mm程度の個体が散見される。捕食者はカマキリだけでなくカエルやトカゲなども加勢しているはずなのでこのままミズアオイが開花まで行ってくれれば設えたテスト植生は満足できるだろう。
健全な食物連鎖系が成立できていれば食害で全滅なんて事も無いはずだ。開花そのものより「食物連鎖系の成立」による無事な結果が試行の楽しみなのだ。
周囲の水稲も順調な生育ぶりだがこれは「環境植生」であり8月に入れば「青刈り」される運命である。小生は植え付けだけの手間で青刈りも乾燥も注連縄づくりも行わない。
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健全な食物連鎖系が成立できていれば食害で全滅なんて事も無いはずだ。開花そのものより「食物連鎖系の成立」による無事な結果が試行の楽しみなのだ。
周囲の水稲も順調な生育ぶりだがこれは「環境植生」であり8月に入れば「青刈り」される運命である。小生は植え付けだけの手間で青刈りも乾燥も注連縄づくりも行わない。
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