トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「ハグロトンボ初見」

2023-07-06 | 感じるままの回り道
 トンボ池横の斜面にハグロトンボがいた。今期初見ではあるが繁殖種とはならず里からの飛来種だ。だからと言ってぞんざいに撮影した訳でも無いのだが小生のタフカメラ、タフであるがゆえに繊細さを欠き今回も不鮮明な写真になった。背景が斜めになっているとピント調節が難しいのか合焦音がして焦点枠がモニターに現れても毎度同じ品質ではないのである。

 とは言え作業に携行するカメラである以上、撮影品質の良い機種にすれば塵や埃、はてまた沈などに見舞われる実績逞しいのであって「タフカメラ、総身に知恵が廻りかね…」であっても良しとしなければならぬ。人生は隠忍自重なのであった。お足の使い方も同様だけれど年金蚤孤爺では薄氷を踏む思いでお足を出さねばならない。
 この「薄氷を踏む」という次第で厳冬期にはスリップして棚田部に沈してしまい購入して1年にもならないカメラを水死させている。だからこそのタフカメラのだけれど生物描写には向かないのだった。

 かなり以前に兄から譲られたデジカメも鏡胴の出入りが悪くなり結局は使えずリサイクル待ちだったのだが「どうせ故障で使えないのだから…」と掃除機のノズルを鏡胴周りに吸い付かせ吸い付かせ、その上、少しばかり出るようになった時点で潤滑剤を使い、これを何度か繰り返したら復活したのだが、いつ何時に動かなくなるか分からないから作業には携行できない。結局は丹米どんなのであったけれど郷里の慣用句そのままに我が人生、無駄で出来ている。