トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「コシアキトンボ初見」

2023-07-30 | 小父のお隣さん
 体感的には猛暑日が半月も続いておりこの先半月も続くかのような予報だし台風の進路から雨模様も期待できないようではいつまで続くこの暑さなのだろうか。さすがに年齢を考慮するとこの気温の中でのフイールド作業は救急隊員に迷惑を掛けない為にも遠慮する。
 それでも水見回りは欠かせず水位や漏水を点検しつつ上の池に立ち寄ったら気になるトンボが飛翔中だった。時折はシオカラトンボに追い立てられているので「シオカラトンボではない」と見当はついたものの池中央で飛翔しているのではっきりと撮影できないのだった。

 他に急ぐ用事もないので「枯れ爺も山の賑わい」とばかりクヌギにもたれて追視していたら池に挿した竹に止まってくれたのだ。しかしながら何時もの事でタフカメラは望遠側が弱く特にデジタルズーム域に入るとピントが大甘になるのだ。このカメラを購入する時、販売員は「タフカメラはお勧めいたしません」とアドバイスしてくれたけれど鏡胴のトラブルは必至の携行カメラなので撮影品質は二の次にしたのだがやはりブツブツと苦情は出て来る。

     

 それはともかく「コシアキトンボ」らしいから撮影したがやはりピントは悪く、それでも種の判断は出来たのだった。棚田部の草むらに居たメスのトンボを「コシアキかオオシオカラか⁉」と判断がつきかね写真と図鑑とを比較したらどうもオオシオカラトンボらしい。改めて眺めるとメス同士はよく似ている。フイールドで小生は判断できかねる相違である。

リンゴ色付くお爺はつかない・・・

2023-07-30 | 感じるままの回り道
 庭の紅玉だったか国光だったか品種はとうの昔に度忘れしたけれどひんしゅくを買うような事でも無し、すでにどうでも良いのである。「ひんしゅく」を漢字変換したら「顰蹙」と出たのだが翌日には自分で読めなかった。わが身にひんしゅくせねばなるまい。このリンゴ、摘果はするけれど施肥も薬剤散布も袋掛けも省略した成り物だから良果が出来るはずも無いのだが時期が来れば色付いてくる。
 ちなみにと言っては何なんだけれどお爺は色付かないものの頭頂部の輝きは中年の頃より増した。アグネスだったか「頭頂の輝き」なんて歌を歌ってくれたのは私の為です・・・。早朝のラジオから流れていたのだがアグネスにしろ小柳ルミ子にしろデビュー当時の歌は何とも幼く一唱懸命な歌いぶりに感じる。まあ、こっちが歳を喰ったからなのではあるが今時の歌は難解すぎるし聞き取れない。

 さて昨季もその前もだから例年、と言って良いのだがグンバイムシが食害するようになり落葉甚だしく当然更に不良の結果をもたらしてくる。今年も気配に気が付いて薬剤散布を行ったから落葉は防げたものの新たな発生が観られるからもう一度散布しなければならないだろう。
 実が熟しても大半は落下して蟻の餌になってしまう。ジャムにすると酸味が爽やかなので子どもたちがいた頃はジャム作りに精を出したものの今ではジャムなど不要な生活であるため1果か2果ほど味見すれば満足なのだ。果実は小さく酸っぱいし蛾の吸汁跡から腐りが広がったりしていてとても他人様には分けられないリンゴなのである。
 若い頃、八甲田山と岩木山登頂のおり弘前市郊外のリンゴ園を見た時があった。品種は異なるけれど大玉がたわわに着果していたのを思い出す。「リンゴを植えよう」の動機は弘前と全く関係が無い訳でも無いが「恥ずかしながら青春の1ページ」でたわわに実る事は無かったのだ。てなもんや三度笠。