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それとは無関係に・・・。
 





GITANESを忘れている時間の方が多くなったことが
何やら寂しい。
それとは無関係に・・・。


プロ野球界で問題となっている、いわゆる「裏金問題」だが、
何が問題となっているのかが、いま一つよく分からない。

将来有望なアマチュアに、自球団に入ってもらおうとして
早い時期から多額の金を渡すことがそれなのだろうが、
これは
1.球界での「そんなことはやめよう」という協定に
 違反したから問題なのか
2.プロ球界とアマ球界の取り決めを破ったから問題なのか
3.金のある球団には良い選手が集まりやすいので、
 戦力の不均衡が是正されない のが問題なのか

どれが問題だと騒がれているのだろうか。

1 に関しては、そもそもそういう世界なのだ。野球界って。
  だから清廉潔白さなど求めてはいけない。

2 裏金問題は、渡す側と貰う側が存在して初めて成立する。
  商業主義的なプロ球界の悪しき習慣に、一方的に
  アマ側が汚されている訳ではない。双方とも汚れている。
3 戦力の均衡をはかれないことは、何の問題でもない。
  戦力など、均衡をはかれると考える方がおかしい。
  で、戦力が極端に偏ったからといって、それで困るのは
  球界側である。


と考えていくと、どれも問題ではないような気がする。
裏金を貰ったことで、それが誰かの脱税につながっているのなら、
それは厳しく追及し、罰しなければならないのだが、
それは既存の税に関する法律で裁けばいいだけの話。


以下一応引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
激震再び!西武“裏金”14億円!他球団、アマに飛び火も
4月5日8時1分配信 サンケイスポーツ


 球界に再び、衝撃が走った。西武の裏金問題に関する調査委員会
(池井優委員長)が4日、都内のホテルで中間報告を発表し、約14億円
の新たな“裏金”が発覚した。05年6月の『倫理行動宣言』以前に、
5人のアマ選手に契約金の前倒しなどの名目で計6160万円。アマ
関係者延べ170人にこの27年間で約1億3500万円を渡し、実行
委員会の申し合わせ事項である最高標準額(契約金1億円など)を15
選手で計11億9000万円も上回っていたという。アマ側の長期的な
“関与”も初めて明らかになるなど、問題はさらに大きくなった。

中略


 「現段階で必要最低限の事実関係を明らかにすることができました。
野球界全体のお金の問題は談合とか天下りと並んで、日本社会の構造に
深く根ざしている問題ではないかと思います」

 西武は球団創設の1978年10月から、スカウトの利益供与を一切
禁じた05年の『倫理行動宣言』前までの27年間、アマ球界と“カネ”
で結びついていた。

 5人のアマ選手(1人は外国人)に契約金、報酬金の前渡し、海外渡航費
のせんべつ金などとして総額6160万円を支払い、延べ170人の高校、
大学、社会人野球の関係者には1人10万円から最高1000万円までの
商品券、現金を謝礼として渡していた。さらに新人選手の契約金の最高標準
額(1億円プラス出来高払い5000万円)の申し合わせを定めた94年
から05年まで、15選手に標準額を超える計11億9000万円を
支払っていたことも発覚した。

中略


 もう、西武だけの問題ではない。プロ、アマともにルール無視。これ
まで『うわさ』や『疑惑』のレベルだったが、アマ側の長期的な裏金関与
も初めて明らかになった。優秀な選手を獲得するため、アマの指導者が
謝礼や法外な契約金を要求した例もあるという。

 調査委では11日の全体会議を経て、20日までに最終報告を球団に
提出する予定だが、この間に実名の浮上など、他球団とアマ球界へ
“飛び火”する可能性もある。

 後略
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


中ほどに、
「この問題は天下りや談合と並び、日本社会に深く根ざした・・・」
とあるが、思いあがりも甚だしい。
深く根ざしているのだろうが、天下りや談合と肩を並べるほどの
由々しき問題であろうはずがない。
参入も撤退もそれほど自由に決められない「閉鎖的な世界」の
決められた面子で、それらが作った協定を破った破らないなんてことは、
商店街が決めた閉店時間を○○商店が守らないのは怪しからん!と
儲けていない商店主が怒っている という図とあまり変わらないような
気がする。
「消費者に迷惑がかかるじゃないか」と言われればその通りだが、
その時はその時で、その商店街に行かなくなるだけ
なんだけどなあ。




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