the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESの煙は、黄砂よりはマシだった。
それとは無関係に・・・。


朝起きて、何気なく車を見ると黒い車が真っ白になっていた。
前日の雨と黄砂のせいだと思われるが、いくら洗車が面倒な性格でも
これはひどいと、(休日でもあったし)急遽車を洗い始める。

色々な事情があって、お気に入りの車を手放して
現在の車に乗り換えてからもうすぐ3年経つが、その間で
自分で洗車をしたのは3回程度。つまり年に1回ぐらいの頻度
ということになる。
そう言えば、前の車の時はカー用品のショップにもよく言ったが
この3年は、一度も行っていない。いかに愛着が薄いかが分かる。

まあそれだけ愛着がなくても、昨日の真っ白具合のまま車に
乗るのはさすがに躊躇われた訳だ。



洗車をしていると、Mr.オクレのようなブロック屋さんがやってきた。
家の周囲にブロックの塀を廻らせる工事が3日ほど前に完了
したのだが、その時の職人さんだ。

「おはようございます、いやあ今日は朝イチから○○寺のそばの
○○という旅館の隣に介護老人施設がありますやろ?あれ
知りまへんか?まあよろしいわ。そこのブロック塀が8段積んでいる
んやけど、それを9段にしたいってことで、急いで1段分積んで来て、
それがまあ朝イチで必ずやってくれって言われたもんでえらい今日は
朝からバタバタして、いやいや基礎にもちょっと手を入れなあきまへん
から、まあ別に大した工事でもないけどまあ無事に終わりましたけどね、
天気もなんか怪しいようなそうでもないような感じやからどうなるかなあ
と思てましてんけど、ところで前の空き地は車停めててもよろしいか?」

と言われても、前の空き地は私の土地ではない。

いきなり大量の言葉を投げかけられたのだが、
そもそも職人さんが何のために来たのか分からない。
ウチのブロック工事は終わっているのに。


私「で、今日は何?」
オクレ「ああ、ご主人さん(私)の玄関前のブロックね。
    ちょっと監督の指示と違いましてん。」
私「?」
オクレ「帆立を40センチ南へ移動ですわ。」
私「はあ。」
オクレ「ホコリたつからちょっとご主人、家に入ってね。」
私「はい。」



工事は1時間半ほどで終わっていた。
終わりを告げずにオクレは去っていたが、
洗車途中の私の車は、なにやら黄砂のよごれの上に
ブロックを壊したホコリまでかぶったようで、
黒を選んだことを改めて後悔するのに充分な有様だった。




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