GITANESはずっと不味いのに、
吸っていないときは美味いと錯覚する。
それとは無関係に・・・。
年中来日ばっかりしている写真家のK.Hopper氏が
来店され、色々とお買い物。
私がオススメしたのは鮮やかな色のレザージャケット
で、それも買っていただいた。
いいモノだし、いい雰囲気をもったジャケットだった。
また、
特に洋服、特に男性物の場合は、あまり手持ちの衣類に
なかったような明るい色を選ぶことで
「ああ、買い物をしたなあ」
という充足感がちょっと割り増しになる(筈である)。
この「買い物への充足感」というものが重要で、
これが品物への愛着にもつながるし、愛着があれば
自身の雰囲気と品物のイメージがマッチしやすくなる。
馴染みが早い訳である。
充足感と言えば、それとはまったく逆の考え方を
するような性根の曲がった人間も存在している。
例えば冬になるといっつも同じような黒いニットばかり
買うことで満足するようなヤツのことで、つまり私もそうなんだが、
他人から見るとどこがどう違っているのかわからないような
黒いニットばかり買い、
「ぐふふ、毎日変わっているのに誰にも気づかれないという
この快感、この贅沢さ・・・」
と含み笑いを堪えきれない
というところまでくるとかなり重症だから注意が必要である。
昨日も某店へ行ってニットのコーナーの前に佇み、
黒いセーターやら黒いカーディガンやらを手にとっては置き
また手にとっては置きを繰り返し、やっぱりこの手触りは違うだろ
と自分を納得させてやっと思いとどまった。
しかし、何の問題もないですけど。
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