「コンサルタントってどんな人」について考える

 

今や世の中はコンサルタントであふれています。経営、行政、建築からオリンピックまで、ありとあらゆる分野に専門家と称するコンサルタントが存在します。

 

 

? コンサルタント

 

企業経営などについて相談を受け、診断・助言・指導を行うことを職業としている専門家。「経営―」

 

? コンサルティング

 

専門家の立場から相談にのったり指導したりすること。また、企画・立案を手伝うこと。「―サービス」

 

デジタル大辞泉

 

 

 

 

 

*con・sult・ant

 

/knsltnt/

 

[名] 

 

1 （会社などの）顧問, 相談役, コンサルタント((to ...)). 

 

2 (1) ((英))医長：病院の上級医師の一人で, この下にregistrarsおよびhouseofficersがいる.

 

(2) （法律傾向としての）弁護士. 

 

3 私立探偵.

 

プログレッシブ英和中辞典(第４版)の解説

 

 

この辞典の解説を踏まえて、コンサルタントには次の3種類が考えられます。

 

1. ライセンスを持った代行業。税理士、行政書士、弁理士、弁護士など

2. 自分が開発した手法を教える教育者。

3. 相談役。これが本当の意味でのコンサルタント。仕事の進め方に自信がない時、問題に直面して動けなくなっているときに相談に乗ったり、仕事のお伝いをしたりする人又は法人。

二番目、三番目が私たちが通常コンサルタントと呼んでいる人たちです。

 

「consult」の語源はcon-(=共に)＋ラテン語sedere（=すわる）→「共に座る」＝相談するということだそうです。

 

相談を受け助言をする人です。助言を実行するかしないかは基本的に相談者が判断をするのです。つまり、コンサルタントには責任はないのです。専門家と名乗っているだけなのですから。資格のある弁護士の場合を考えてください。法律に詳しくない相談者や被疑者が助言を求めます。相談者が被疑者だったとします。彼は無実を訴えて裁判を起こします。しかし無罪を勝ち取ることが100％確約されているわけではありません。

 

コンサルタントとは、お金はとるけど責任はとらないということです。コンサルタント料の上限はありません。しかし、成功の確率の保証はありません。

 

大きな意味で考えると、占い師もコンサルタントだと考えるとわかりやすいかもしれません。

 

 

 

したっけ。

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