問われるIOCの甘さ 個人資格容認が招いた闇〔五輪・フィギュア〕 2/15(火) 7:19配信
国家ぐるみのドーピング違反が発覚したロシア選手団の全面排除と、潔白な選手の権利に配慮した参加容認。
2016年リオデジャネイロ五輪の直前、国際オリンピック委員会(IOC)はそのはざまで揺れ、条件付きで出場を認める判断を下した。この甘さが6年後、北京冬季五輪に暗い影を落とす引き金となった可能性は否定できない。
世界反ドーピング機関(WADA)はリオ五輪からのロシア全選手排除の検討を勧告したが、IOCは慎重だった。同五輪の参加可否は各国際競技団体(IF)に委ねた。18年平昌冬季五輪や昨夏の東京五輪と同様、今大会も潔白を証明した200人以上の選手は国旗と国歌は使えないものの、「個人資格」で団体競技にも出場できる。
IOCは、表向きは不正を断固として許さない姿勢を強調する。しかし、本心ではスポーツ大国ロシアを締め出せば人気に陰りが出てきた五輪の価値がさらに低下し、オリンピック・ムーブメントが衰退することを恐れている。長年にわたり不正を働いたロシアへの甘い対処には「弱腰だ」「効果がない」などと批判の声が上がっていた。
スポーツの根幹を揺るがす事態は再び起きた。その当事者は、フィギュアスケートの才能にあふれ、まだ15歳の少女、カミラ・ワリエワ。ロシアは組織的なドーピングの闇から抜け出せないのか。世界のスポーツ界は、IOCの姿勢に厳しい目を向けている。(時事) |
ワリエワ、解決しないままリンクへ 個人資格での出場も矛盾〔五輪・フィギュア〕 2022年02月15日07時12分
北京五輪で15日に始まるフィギュアスケート女子への出場が認められたカミラ・ワリエワ。ただ、ドーピング検査で陽性反応を示した事実が取り消されたわけではない。国際オリンピック委員会(IOC)などの異議申し立てを退けたスポーツ仲裁裁判所(CAS)は「16歳未満」や「出場を妨げると回復不可能な損害を与える」ことなどを理由にしただけ。疑問は残った。
ワリエワの検体が採取されたのは昨年12月下旬。だが、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)が本人に検査結果を通知し、暫定資格停止処分を科すまでに1カ月半近くもかかった。RUSADAは本人側から異議申し立てを受けて処分をすぐに解除したが、明確な理由を明かしていない。 組織的なドーピング問題により、ロシア勢は国を代表しない「ロシア・オリンピック委員会(ROC)」の所属で北京五輪に参加している。条件は過去に違反歴がないこと。この点でも、今回のCAS判断は矛盾する。 ワリエワはROCの団体金メダルに貢献した。大会後に出場資格の有効性が問われた場合、個人種目の成績とともに抹消される可能性はないのか。日本の団体3位の扱いはどうなるのか。多くの疑問を残したまま、15歳はまたリンクに立つ。(時事) |
「そもそもロシア選手を出場禁止にしておけば問題はおきていない!」海外メディアはワリエワのドーピング違反で痛烈批判 ロシアは2014年のソチ五輪で国家ぐるみでドーピング違反をしてきたことが明らかになっており、国としての五輪参加は禁じられている。しかし、ロシア・オリンピック委員会(ROC)として出場を続けていることの不合理さを記事は指摘した。 「五輪でロシアのドーピングスキャンダルがまたしても起きた。なぜならロシアは罪に対して適切な罰を受けなかったからだ。ロシアは2014年のソチ五輪の成功を目指すあまり、国家主導のドーピングシステムを作っていた。この仕組みが暴露されて以降も、ロシア人選手は五輪への出場をひとつも逃していない」 |
ロシア選手団の出場停止は、2022年11月21日に開催するワールドカップ(W杯)カタール大会まで対象となるようです。
しかし、ロシア選手は国家的ドーピングがあったにもかかわらず、国旗こそ掲げられませんが全ての大会に「ロシア・オリンピック委員会(ROC)」として出場を続けています。
しかも、ROCの旗にはロシア国旗の色がデザインされています。
つまり、実質的な不利益は課されていないのです。
これはスポーツ大国ロシアと締め出せないIOCの理由がある。ロシアを締め出してしまえば、スポーツの祭典としての五輪の価値が下がり人気が衰退するのではないかという不安です。
つまり、オリンピックは興行であって利益が出ないと困るのです。
そんなロシアのカミラ・ワリエワ選手が、ドーピング疑惑が払しょくされないまま、フィギャースケートのリンクに立ちます。
しかも、本来ショートプログラム24以内がフリーに進める規定ですが、カミラ・ワリエワ選手が24位以内に入った場合25人が進める特別規定を設けました。
さらに、銅メダル以上に入賞した場合、表彰式は行わないそうです。
これでは、他の選手への影響は避けられません。
出場停止という強い措置が必要だった気がします。
規約を変えてまで出場させる意味が分かりません。
ロシアにドーピングに対する反省は見られません。
昨年12月のドーピング検査で陽性が判明しながらも、今回、出場が認められたROC(ロシアオリンピック委員会)のカミラ・ワリエワ(15)はスピンやステップでも高い評価を獲得。82.16点で1位。
いつも温かいリアクション
ありがとうございます😊
オリンピック競技をTV越しに
観戦の日が続きます。
選手の皆さまの偉大なるパワー、ちから、能力に
拍手喝采を送って居ます。
女子スケート⛸⛸⛸パシュート競技での
転倒には思わず〜悲鳴が(;_;)
どんなにか無念だった事でしょう。
改めて選手の皆さまに拍手を
送りたいと思います。
今日もどうぞお元気でご活躍を!
ドーピングオッケーのオリンピックになってしまいましたねぇ。
面白くなくなりそうです。
清水宏保さんが、穴に引っかかったようだと言っていました。
今回のオリンピックは氷の不備が目立ちます。
選手が可哀想です^^
したっけ。
ロシアはいまだにドーピングをやってるんですね。
16歳未満は自分の意思でなければ許される?
そても変ですよ。
選手の体を思うなら若い方をもっと厳しくしないと…^^
したっけ。
嫌な気持ちになります。
何でもありで、スポーツの祭典にはふさわしくないと思います、
巻き込まれている選手が可哀想です^^
したっけ。
北京オリンピックの汚点ですね。
困ったもんです^^
したっけ。