「あなたの髪は緑の黒髪ですね。」と言われても、「緑なの?黒なの?」ってちょっと不思議な上に、褒められたのか、けなされたのか分かりませんね。
最近は、茶髪、金髪、白髪まで色々な頭髪があります。緑の黒髪ってどんな色なのでしょうか。
緑の黒髪(みどりのくろかみ)というのは、「つやつやとした美しい黒髪」ということで、最上級の誉め言葉なのです。
「緑なのに何故青と言う」について考える、で書いたように、日本古来、色の名前を呼ぶのに存在する言葉というのは4種類しかなかったそうです。
「あか」「あお」「しろ」「くろ」です。
明るい=あか、暗い=くろ、ぼんやり淡き=あお、はっきりとした=しろ。
「みどり」は色名ではなかったようです。
「むらさき」も色名のようですがムラサキ科の植物の名前です。「むらさき」の花の色は白ですが、根から取れる染料が紫色なのです。
もともと緑は色のなまえではありませんでしたから、「髪は緑の黒髪」という表現はべつに変ではないのです。
漢字が日本に入って来る前に「みどり」という和語がありました。
「芽出る」が語源らしく「みどり」というのは、新芽や若い枝のことです。
そこから、まっさらの、みずみずしく、つややかなものの表現にも使われるようになりました。
「新生児は「嬰児(みどりご)」、美しい髪は「みどりの黒髪」どちらもグリーン色ではありません。
最近は「緑寿(ろくじゅ)」といって、66歳を祝うのだそうです。60歳の「還暦」から、70歳の「古希」まで10年間もあることから、日本百貨店協会が命名したそうです。お祝い事を作れば消費が期待できるとの思惑のようです。まだまだ、一般的には認知されていないようです。
中国から「緑」という漢字が入ってきました。これはグリーン色です。
そして、日本においても木の葉っぱなどが、グリーン色をしていることから、「みどり」に「緑」という漢字を当てるようになりました。
みどり【緑/×翠】
《元来、新芽の意で、そこから色名に転じたといわれる》
1 色の名。青と黄色の中間色。
①草木の葉の色。また、草木。特に新緑のころのものをいう。「一面の―」《季夏》「満目の―に坐る主かな/虚子」
②海水のような深い藍色。碧(へき)。「―の大海原(うなばら)」
③黒くつややかな色。多く毛髪にいう。→緑の黒髪
2 新芽。特に、松の新芽。若緑。松の芯。
3 緑色の草木、植物。転じて、自然。「―豊かな土地」「―を守れ」
大辞泉
最近、茶髪に変わり、黒髪がブームとなりつつあるようです。
何かで飾り立てるよりも、個々の持って生まれた美しさを生かすということも必要だということに気づいたのでしょうか。
女の友人が「だって、染めないと白髪だらけで・・・。」と言ったら、こう言った男の友人がいました。
「白髪だなんて、贅沢言うんじゃない。オレには、染めたくても髪がない。」
したっけ。
昔の私の髪も綺麗だと誉められてました
腰まである長い髪を、ある美容室の先生が売ってくれと母に言ったの
二つ返事で娘の私の髪をバッサリ切って売ってしまった(┯_┯)
髪は伸び続けるものだからと言った母の言葉
長い自慢の髪を切られたショック
母よ、いったい幾らで売ったのだ
今日のブログを見て思い出した昔の心の傷
反動で、今もヘソまで長い髪
違いは茶髪です(爆)
でも、本当に髪は売れたんだ。売られた娘は後ろ髪をひかれる思い[E:crying]
でも、もう髪はない[E:weep]
今は茶髪?白髪染めじゃないのか・・・[E:coldsweats01]
したっけ。
なので一部が金髪
あっ銀髪です
(_≧Д≦)ノ彡☆ばんばん