ウリパパの日記

自由気ままに・・・

常陸國總社宮へ初詣 2022.1.7

2022-01-09 08:54:12 | 茨城県

一昨日の夕方、早めに在宅勤務を切り上げて石岡市に鎮座する常陸國總社宮へ初詣に行ってきました。石岡は友部から普通列車で3駅、自動車で30分と近くに位置します。茨城県に単身赴任して8年目に入りますが、近くを車で通りかかることは度々あるものの、ここを訪れるのは初めて。以前から一度訪れてみたいと思っていた神社です。友部のアパートからは国道355号を20kmほど南下、東の方向でいえば大洗海岸に相当する近さです。石岡方面まで南下すると前日の降雪がかなり残っていて、日影はアイスバーン状態。慎重な運転で近くの駐車場に到着しました。貫禄と歴史を感じる總社神社の参道入口です。

 

社号標は「常陸總社宮」です

 

表参道の大鳥居です。この参道は大正の御造営の際に整備され、この一の鳥居は稲田産の花崗岩を汽車で運んで工事を行い、大正4年に竣功しました。参道には灯籠が並び、黄色い提灯が掲げられています。

 

迫力ある謹賀新年の文字

 

石岡は常陸國の中心だったのです。常陸國總社宮についてHPより引用します。

約1300年前の7世紀、現在の茨城県は常陸国と呼ばれていました。広大で海山の幸に恵まれたこの国は全六十余国のうち最上の「大国」とされ、常世の国とも称される憧れの聖地でした。

常陸国の中心地である国府があった場所が旧茨城郡、現在の石岡市です。茨城の県名はここに由来します。国府の長官である国司が執務した国衙跡の遺跡は近年の大規模発掘に伴い国指定史跡に登録されました。

国衙の南側にかつて倭武天皇(ヤマトタケルノミコト)が腰掛けたと伝わる「神石」があります。日本百名山の一つ「筑波山」、日本第二の湖「霞ヶ浦」の悠々たる美景を同時に望めるこの場所に創建された「総社」が常陸国総社宮です。

総社とは、それぞれの律令国に鎮まる八百万の神々を国衙近くの一ヶ所に合祀した神社であり、全国で55社が確認されています。国司たちは総社を拝することで自らが治める国の数多の神々に祈りを捧げたのです。徳川光圀が『大日本史』編纂のために参照したと伝わる社宝「総社文書」は連綿と続く当宮の歴史を今に伝えています。(引用終わり)

 

 

随神門手前の手水舎

 

手水舎に花を浮かべた花手水

 

よく見ると、可愛らしい福寅が飾られています

 

随神門の入口にも謹賀新年の看板。大鳥居前と同じデザインです。

 

随身門と随身像の説明。随身門についてHPから引用します。

天正16年頃、佐竹義宣らの常陸府中攻めにより当宮は石岡市谷向に一時遷座したと伝わります。随神門は本殿と同じ寛永4年(1627年)頃に造営された境内最古の建造物の一つで、遷座時の仮宮の木材を用いたと言われます。門内には石岡市指定文化財の「随神像」一対が置かれています。

 

随身門をくぐると、右手に境内社が並んでいます。食物の神「香丸稲荷神社」と星の神「星宮神社」

 

隣には、火防の神「愛宕神社」と水の神「厳島神社」

 

縁結と藍染の神「愛染神社」と酒造の神「松尾神社」

 

絵馬奉納所へと続きます

 

本武尊 腰掛石の前に、常陸圀總社宮と手塚治虫のコラボによる火の鳥のパネルが展示されています。

 

日本武尊 腰掛石です。第12代景行天皇の王子・ヤマトタケルノミコトは当地で編纂された『常陸国風土記』で「倭武天皇」と記され特別視された存在。ミコトは東征の途中、この石に腰かけられたと伝わります。当宮を造営する際に建造地選定の決め手になったのもこの神石だと言われています(HPより引用)。

 

拝殿横のおみくじ結び所に寅が出現

 

マスクを付けた寅。タイガーマスクですね(笑)

 

火の鳥のパネルの先にはご神木がそびえます。ご神木は茨城県巨樹老木誌に収録された県下第一の大クスノキです。樹齢約600年、樹高約17m、樹周約4mに及びます。昭和39年に発生した火災によって類焼したものの、幹の周囲から次第に蘇生して現在も力強い生命を保っています。

 

拝殿です。昭和39年に参拝者の失火で焼失した茅葺の拝殿に代わり、昭和60年に復興奉賛会により新造されました。

 

向かって右側の狛犬(阿形)

 

左側の狛犬(吽形)

 

拝殿の扁額

 

拝殿の裏手には本殿。本殿は寛永4年に時の領主・皆川山城守の命で建造された境内最古かつ最重要の建造物。三間社流造で銅板葺き。各所に十六菊花紋があしらわれています。石岡市の有形文化財に指定されています。

 

拝殿に隣接する神楽殿では大神輿が展示されていました。石岡まつりでは渡御するそうです。

 

社務所の前の様子です

 

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せっかくなので、正月限定の御朱印(書置き)を500円で購入しました。令和四年の干支は壬寅(みずのえとら)。寅年にちなみ、常陸国にある「虎塚古墳」の壁画をイメージした御朱印です。HPより引用します。

ひたちなか市中根にある前方後円墳「虎塚古墳」は、七世紀初め、約千四百年前に造営されたと考えられています。石室内に残された彩色壁画は、同時期、同時代では他に類例のない珍しいものです。赤色の顔料はベンガラ(酸化第二鉄)で連続三角紋や環状紋などが描かれています。当宮ではこの壁画に着想を得て御朱印の図案と致しました。(引用終わり)

 

御朱印を購入後、随身門を出て鳥居へ戻ります。

 

初詣を終えて鳥居に戻ってきました。

この後、霞ヶ浦へ向かいダイヤモンド富士観察としました(記事UP済)。

 

 

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笠間稲荷神社へ初詣 2022.1.7

2022-01-09 08:50:15 | 茨城県

一昨日は友部のアパートでの在宅勤務でした。午前中は雪が凍結して車での外出は不可能でした。もちろん大洗海岸での日の出も断念です。昼近くになり道路の雪はほとんど融けたため、昼休みの休憩時間を利用して笠間稲荷神社へ出かけてきました。正月三が日は大勢の参拝客が訪れたようですが、七草の日となると閑散としています。

大鳥居をくぐります。鳥居に飾られる稲わらの大しめ縄は昨年末に新調されたそうです。

 

参道の招き狐たちは雪をかぶっています

 

右手に手水舎

 

楼門です。謹賀新年の文字がやたらと大きい!

 

 

楼門脇には正月らしい絵が掲げられていました

 

拝殿前には大きな仮設の賽銭箱が設置されています。

 

拝殿右手には謹賀新年と書かれた大きな看板。招き虎が可愛いい

 

帰りに聖徳殿にもお参り。ここには聖徳太子がお祀りされています。大黒天(大国主大神)、事比羅社(大物主大神)も合殿にてお祀りされているので、水郷・筑波国定公園の「日本で一番長い巡路を持つ七福神詣」の大黒天の霊場として訪れる人もいるようです。

昼休みは昼食入れて1時間しかありません。時間が残り少なくなってきたため、ここで引き返します。夕方には早めに仕事を切り上げて、石岡の常陸国総社宮にも初詣に出かけることにしました(続く)

 

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