おはようございます。
今朝ものんびり起き、Mayと歩いてきました。
歩いていて、特に右脚の疲労回復が実感できるのがうれしいです。
さて、今回のマラソン完走にもっとも貢献したのが Garmin Foreathlete 35Jです。
このGPSと連動した1kmごとのラップ表示がレース中確認できなければ
私のペースはだらだらと落ちていったでしょう。
手帳に書き起こしてみました。
最初のスタート地点までのタイムロスと2km過ぎまでの渋滞を考えると
ほぼ15kmまでは5分10秒/1kmで軽快に走れています。
5km毎のラップも26分前後。
「フルマラソンってこんなに楽しくて楽なの?」
16kmは私が普段の練習でレギュラーコースに設定している距離です。
ラップは正直なものでそこを過ぎると5秒ほど落ちます。
「ちょっと苦しいな。」
19km表示のところで右腿裏に軽いけいれんが走ります。
「やばい!、つった。」
楽勝どころか完走に赤信号。
コースも河川敷沿いから海岸通りの起伏や変化があるところ。
ラップは転げ落ちるように落下。
20~25kmは27分35秒。
最も苦しかったの30kmまでの区間。
本当にやめたくなります。
立ち止まって富士山の写真をスマホで撮っているランナーの余裕が
私にはアンビリバボー。
ラップはかろうじて5分50秒台。
30~35kmはついに6分台のラップも出てきます。
30km通過は2時間47分39秒。
6分を超すとsub4は夢と消えます。
どんどんと女性やシニアのランナーが私を抜いていきます。
くやしけれど反応できません。
「4時間切れなくても、完走できればいいや。」
弱気にもなります。
ただ、前方には脚がつって歩いているランナーが私の勇気です。
村上春樹さんの言葉を思い出し、自分を鼓舞します。
「完走とは歩かずゴールすることです。」
右腿だけでなく、ほかにもつりそうなところが。
走ります。
立ち止まってストレッチをしたいけど、止まるとそのまま歩きそうでできません。
35kmまでの5kmはかろうじて6分を切る、29分37秒。
何とか、完走はできそうですが、sub4はぎりぎり。
私の時計のラップとレース上の距離には300mのずれがあります。
時間にして50秒、最後はこれが問題になりそうな展開。
ただ、コースに救われました。
36kmからは緩い下り、ここでラップを15秒ほど助けられて
40kmまでの5kmは29分23秒。
ここまでトータル3時間46分39秒。
3時間58~59分台のfinish timeが確信できました。
あとは両足首に来ている軽い痛みがつらなければ大丈夫。
さらにストライドを狭め、ごまかし、ごまかし走ります。
Finsh Timerが57分を示しているのが見えます。
「あと300m、もう大丈夫だ!あそこまで行けば歩ける。」
このときほど歩きたいと思ったことはありませんでした。
本当にこのGarminの腕時計でラップを刻んでなかったら
完走はなかったと思っています。
今回のマラソンレースに臨む4ヶ月の練習では、
スマホあるいはGarminでゴールの距離と記録は必ず控えましたが、
練習中は一切時計を見ないと言うのを鉄則にしてました。
しかし、season2では練習中もラップを見て合理的な練習をしようと思います。
今回のレースから学んだことの1つです。
それでは今日も元気に行きましょう!