木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

夜明け前に散歩は今朝もちょうど朝日が白雲を赤く染めだしました。

Mayの体内カレンダーには「セミの脱皮」の書き込みがあるのでしょう。

総合庁舎の白壁に近づき、立ち上がりのぞき込みます。

「May、まだまだ7月にならなきゃ無理だよ。」

それでも、Mayの鼻腔にはセミの匂いが届いているのでしょう。

クンクンは止まりません。

その後の練習は、珍しく脚が良く動き、楽しかったです。

楽しかったと言えば、昨日の訓練校もそうでした。

午前中の講義前には、3名の方が製図の朝補習をしていました。

私も15分ほどですが、促されて加わりました。

ここで教わったこと2点、

 ・T定規は常に製図版の左に置き、水平線はこれで引く。

 ・三角定規の線は必ず右側に置き、先は左側を引く。

え、そうなんだ!多分50何年間常に定規の右側に線を引いていました。

皆さんはどうですか?

ただ、今日に限ってメガネを忘れて、線が二重に見えます。

午前中は建築基準法に関するものです。

午後は楽しみな実技、先週に続いて金輪継ぎです。

準備したカンナは、刃の切れはそこそこ、

しかし、海瀬先生に台直しをしてもらいました。

ノミもそこそこ切れました。

複雑な金輪継ぎも徐々に頭と手先になじんできました。

ここで、刻み(加工)の基本、昨日言われたことをメモっておきます。

 ・刻む線以外は、墨を引かない。(加工ミスのもと)

 ・墨付けは、尺金1本で正確に。

 ・加工はのこぎりが基本、きれいに真っ直ぐ切って、ノミは極力使わない。

 ・刃物は常に研いでおいて、切れるように。

今週はこんな残念な結果でしたが、

来週は胴付をピタッとつけてみましょう!!

海瀬先生も「最初からうまくは行かないから、繰り返して覚えて。」

そう、私は趣味の延長としてではなく、3年間で本物の大工になりたいと考えてます。

そのためには、きれいな墨線、一寸違わぬピタッと吸い付くような継手は

出来て当たり前になりたいと思います。

それでは皆様もよい日曜日をお過ごしください



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