木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




おはようございます。
2日前の雨上がりの朝同様に
強く冷たい風が吹いています。
時間に余裕があるので週1の9kmコースを走ります。
1km増えるだけですが、走る楽しみが倍増します。

さて、私は何事ももったいつけたり、
権威化することは好きではありません。
何でもやってみれば難しいことはありません。
木工のカンナも料理の包丁研ぎも、
コーヒー豆の焙煎も古民家改築も、
職人さんの様には行きませんが、
十分に満足がいく水準以上のモノができます。
Take it easy!

さあ、最近私が普及活動(?)をしているのが
ネルドリップコーヒーです。
前置きが長くなったので、写真で簡潔に。

右のコンロでネルドリップの煮沸、
左はコーヒー用のお湯沸かしです。

その間に豆を挽きます。
豆の量はメジャースプーン7杯。
これは仕上がりのコーヒー6杯に対してです。

ネルの湯が沸騰したら出して、
お湯はポットの温めに使います。
ネルはそうこうしているうちにさわれる熱さに
なるので、手でお湯を絞って枠にセット。

挽いた豆を入れ菜箸でつついてならします。

お湯で豆を湿らせ20~30秒蒸らします。
次に

お湯を注ぎます。

ネルドリップが十分に膨らんでいます。
最初に出てくるdrip(しずく)は薄いので
そのまま捨てます。
ポットにセットしたら

最初は豪快にお湯を注ぎます。
上辺までお湯が膨らんできたら

お湯を優しく注ぎます。

この抽出の染み具合、おいしそうでしょう?
最後の方の抽出液は

これも薄いので捨てます。

すかさず、ネルを真水ですすぎます。
汚れにそんなに神経質になることはありません。

タッパーに水を張り、冷蔵庫で保存。

ポットの3本目のラインが給湯停止線ですが、
カメラ片手なので少し過ぎました。

レンジで60度に温めたミルクとあわせて
できあがり。
所要時間は

でした。

最初は面倒くさく感じるかも知れませんが、
この味の深さにはその価値があります。
コスト的はペーパーフィルターよりも安いかも知れません。
この連休にでもチャレンジしてみませんか?

さあ、今日は午前中仕事を終えたら、
磐田の工房解体に着手です。
困難な作業ですが、明日は伝説のamateur woodworkerである
junさんがボランティアで手伝いに来てくれます。
勇気百倍!

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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おはようございます。
今朝は雨と言えば雨かなという程度の降りですが、
足が重たいので、ランニングは短縮コース。
散歩はいつも通りです。
春は天候の変化がめまぐるしいですね。

さて、話は主に先週末のことです。
ほぞ穴に対するほぞの加工を進めました。
最初は

横切り盤を使い胴付き(どうづき)を決めていきます。
次にほぞの厚みを

決めていきます。
もちろん一発勝負ではなく
ちゃんと

試作品で収まりを確認します。
次に相欠きの

収まりを確認します。

これで部材の主な加工は済んだので、
次回は仮組みから仕上げに進みます。
でもそれは4月以降の話になりそうです。

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雨が上がり、月が輝き強い風が吹いています。
今朝は一四分寝坊の上、ご飯を炊き忘れるという
ドジを重ねて踏んでしまいました。
でも、散歩もランニングも普通にこなしました。
むしろランは脚が軽く、走っていて楽しいです。

さて、皆さん写真のwork benchに載った
細長く加工された木材、何だと思います。
そう、これはレーサータイプのシーカヤックの
スケールモデル(小型試作品)です。
先日、カヤック仲間が山荘を訪ねてきた時の
あわただしい会話の中で、私が気になったのが
「ところで、加藤さんカヤックやっているかな?
 最近カヌークラブにも顔を出さないし…」
加藤さんとは私が一方的に木工師匠と慕い、
また、私がカヤックに誘った仲間でもあります。

昨夕、雨の中、袋井市郊外の自宅を訪ねました。
お正月に尋ねた時は留守だったので、
1年ぶりくらいだと思います。
工房に明かりがついていないので、
しばらく製作中の「ここまで凝るか!」の
桐箪笥を右から左から上から裏まで
仕口や蟻差しなどを穴が開くほどよく見て
帰ろうとしたところ、自宅から師匠が現れました。
2時間ほど話し込みました。
師匠はカヤックはやる気満々。
だから、密かに自らの二号艇を
20フィートを超す、細身のレーサー艇として
すでに材料の切り出し、曲面の型まで用意してました。
(さすが我が師匠、やることが半端ではない!)

ただ伊豆まで行く時間がとれないのを
残念がっていました。
私も話しているうちにまた、クラブを訪れ
地元伊豆の海を漕ぎたい気分が湧いてきます。
私は木工の技量はプロである師匠に
遠く及ばないモノの、
(アタリマエ!)
いろいろなモノに興味、手を出すため
時間がないのは引けを取りません。
「でも、今年は漕ぐぞ!」
雨の中、自宅に向けハンドルを握りながら
強く思ったのです。

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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おはようございます。
丸い月が雲から顔を出したり、隠したり、
暖かな朝です。
愛犬クレハの散歩、私のランニングいつも通りです。

さて、スポーツクラブに行くたびに記入している
e-noteが昨日で6冊目が終わりました。
20131216~20140317ですから、3ヶ月と1日です。
もう二週間ほど早く終わりたかったのですが、
年末年始の休業などもあったのでまあまあです。
この3ヶ月に起こった変化は
 ・節酒を心がけた
 ・夕方(夜)もクレハの散歩が入った
 ・ランでは内股走法が身につきつつある
 ・水泳では左手の使い方が良くなってきた
   などです。
あまり動かなかった体重が1kgほど、体脂肪も1%ほど
上下動がある中でも減りつつあります。
7冊目では、水泳をもう少し進化させたいです。
それから、消費税増税に対抗するために、
入場回数を3%UPを目指し、
2ヶ月半、すなわち5月中には終わらせたいです。

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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おはようございます。
昨夜のドライブも今朝の散歩・ランニングも
丸い月と一緒です。
前日と違い今朝は冷え込みもなく、楽でした。

さて、ご覧の猿山は昨日の午後2時過ぎ、
工房から山荘に昼食を取りに帰る時に撮ったものです。
山里にも春が来ています。
うれしいことに、山荘に土肥カヌークラブの
3人の方が立ち寄ってくれました。
もちろん、半ば強制的にネルドリップのコーヒーを
お気に入りの黄色のカップで飲んでいただきます。
そして、遅めの昼食を取ってからが忙しい。
工房の道具をハイエースに積み込まなければなりません。

クレハの散歩を済ませてから

積み込み完了。
さらにルーフキャリアにはしごを二本。
慎重にくくりつけます。
いよいよ伸ばし伸ばしにしていた磐田の工房解体に
重い腰を上げる時が来ました。
今週末の金曜日~日曜日の3連休にやります。
どれくらい進むかはまったく見当がつきません。
でも、やらないことは始まりません。
もし、お手伝いいただける方がいると助かります。
ただし、お願いしていて厚かましいのですが、
危険が伴う作業です。
現場でのけがは自己責任であることを
了承してくださる方に限ります。
「そんなやつは、いないよ!」
ごもっとも。
自分で始めたことですので、自分で片をつけます。

通勤前に工房にルーフキャリアのはしごを
降ろさなければならいので、いつもより早く
それでは事故に気をつけて行ってきます。

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おはようございます。
今日はハッキリとした晴れもようです。
今朝は5時半に目覚まし時計で起きると
愛犬クレハを伴い、散歩です。

よく見ると薄っすらと霜が降りてます。
帰って来たら、即ランニング。
ここのところ脚にバネがたまってる感じで
快調です。
さあ、次はコーヒー豆の焙煎です。
早起きしたのはこのためです。
時間を食うのです。

調子が出てきた木工に時間を回したいのです。
目標九時終了。
掃除、厨房のデッキブラシがけ、
朝食

ブログのUPまでです。
残念ながら、30分over!
でも、まあまあですね。
それでは木工に行ってきます。

いい天気です。
皆さんも良い日曜をお過ごしください。


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おはようございます。
伊豆山中は穏やかな曇り空です。
寒さもほどほどです。

今朝も愛犬クレハに催促され
「クレハ、まだ早いよ。」
と言ってみたものの
もう8時半を過ぎています。
いつも通り山荘前で写真を撮り
(なぜか、正面を向いてくれません。)
今週は元気です。

ノーリードで草っ原へ。

顔付きも元気です。
無理やり正面を向かせて

「おすわり!」
峠道を下り、村に水汲みに来る車に
注意しながら散歩修了。
私もたっぷり寝たので疲労回復。
さあ私は木工です。
クレハは薪ストーブが効いた山荘で昼寝でしょう。
皆さんも良い週末をお過ごしください。


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おはようございます。
昨日午後から夜にかけて、遠州地方は
暴風雨警報が出されるくらい、
雨・風が強く降り、吹きました。
今朝はいつも通り、散歩・ランニングです。

さて、嵐も収まりかけた夕食後、コーヒーを飲もうと
ネル布を煮沸していると、一部が極端に
薄くなっていました。
使い始めて二週間ですり切れるとは意外にネルって
耐久性がないと言うことを知りました。
予備は2個作ってあるのですが、どうせ暇です。
九時に見たいドラマがあるのですが、
それまで眠くならないように

作業開始。
型紙から布を4枚切り出します。
二階からミシンを降ろして居間で作業開始。
しかし、間もなくmachine trouble。

ミシンが「うぅーん」と言って先に進みません。
端の厚いところだからかなと思って、そこは

手縫いします。
そして、ミシン再開。
でもやっぱりダメです。
わかりにくい、取説を見ながらあれこれ試行。
いつの間にか『緊急取調室』が始まっています。
TVよりこの機械を何とか動かしたい私。
でも、結局ダメでした。
販売店は地元の磐田ですが、すでに閉店してます。
さあ、どうしよう?

今日は仕事が終わったら伊豆です。
ブログにうれしい書き込みがありました。
週末には新しいmachine(今度は木工機械)との
出会いがあるかも知れません。

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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おはようございます。
夜中に降った雨が湿り気と暖かさをもたらし、
一気に春に前進です。
散歩もランニングも滞りなく終了です。
最近、朝クレハの元気がないと妻が心配してます。

さて、いよいよコーヒー豆の焙煎です。
まずは生豆の計量。
コーヒー豆は焙煎により
 かさ(体積)は約1割増、
 重さは2割減です。
私の場合は生豆350gに対して仕上がり270g前後です。

手網を振るのはけっこう大変なので、
最初は生250g、仕上がり200gがわかりやすく
手頃な量だと思います。

火加減は3段階です。

 1.最初五分は弱火の中火
  
  本格加熱前のworming up。
  黄色の豆は徐々に

  青みを増すと同時にチャフ(豆かす)が
  はがれて飛び始めます。
 
 2.次の五分は弱火の強火
  
  本格的に豆の内部まで熱を浸透させます。
  豆は徐々に小麦色に変わっていきます。

 3.最後は仕上げの数分間
  好みの焙煎具合に持って行く
  腕の見せ所です。
 
  少し、煙が立ち始めます。
  
  ぼちぼち豆が「パチ」とはじける音
  「一ハゼ」です。
  ここまでは必ず焙煎します。
  ほぼ中程度の炒り加減になってます。
  ここから先は自分の好みです。
  
  この段階になると煙の量が増し
  「チッチ」という「二ハゼ」の音がします。
  焙煎段階だと深煎り(シティロースト)に入っています。
  この音が完全に聞こえなくなる頃は
  ほぼ炭の状態のフレンチローストから
  イタリアンローストになります。
  私はここまではやりません。
  好みは
  
  やや深めの焙煎です。

最初の一〇分をていねいにやれば失敗はありません。
焙煎した豆にバラツキがでますが、
それは腕の差ではなく、ここの豆の成熟度の差です。
気にしないでください。
火を止めるタイミングは、
「一ハゼ」と「二ハゼ」の間です。
これは回数を重ねて、自分流を見つけましょう。

今朝もおいしいコーヒーに乾杯。
ちなみ今朝の豆はモカ・イルガチャフェです。

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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おはようございます。
今朝は寒さはほどほど、空気に湿度を感じます。
散歩はいつも通り、ランニングは週一の9kmコース。
節酒の甲斐があったのか48分台が出ました。

さて、先月ドリップ用のネルを縫うのに
職場の同僚に尋ねたら、
「えぇ?コーヒー豆って自分で焙煎できるの?
 ブログにUPしてくれない!」との要望に応え
(もっとも同僚はこのブログの存在を知りません。)
改めてヤマモト式焙煎方法をお伝えします。
あくまでも私流であり、私は満足している味ですが、
焙煎豆を購入しませんので、比較の対象がありません。

その第1回は必要な「道具編」です。
最初に確認ですが、焙煎に欠かせないコンロですが、
この手の

最新型のものは、焙煎には使えません。
あきらめてください。
You Tubeなどではカセットコンロを用いた動画がありますが、
私は経験がないので何とも言えません。

・銀杏炒りとそれを止めるクリップ4個。

 Amazonの注文履歴を見ると2011年11月にありました。
 何となく直感で直径22センチを選んだのですが、
 結果、ぴったりでした。
 価格は2000円を少し出る程度(送料無料)
 クリップの大きさは画像から判断してください。

・直径20cm前後の空き缶とタイマー
 
 ヤマモト式、オリジナルはこの缶です。
 利点は熱を炒り網に集めることができる。
 いわゆる「強めの遠火」が簡単にキープできる。
 また、タイマーを使うことにより、
 ある程度、焙煎作業を定型化でき、
 安定した焙煎ができます。

・ザルとキッチンスケール

 これもタイマーと同様、焙煎の定型化には
 是非とも必要です。
 さらに焙煎豆の冷却に
 
 ザルがあると便利です。

以上が必要な道具のすべてです。
たいがいは台所にあるモノなので、
初期投資は銀杏炒り2000円少々です。
これが低コストのゆえんです。

明日は実際の焙煎を紹介しましょう。

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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