おかっぱ頭と口ひげが特徴の慶應義塾大学准教授で医学博士で、宇宙飛行士の向井千秋の夫としても知られている向井万起男氏。大リーグ通として知られる彼が現在朝日新聞の夕刊で「大リーグが大好き!」と言うコラムを連載しているのだが、映画の中で使用される大リーグネタの矛盾や、記録に対しての独自の考え方など非常に面白い。
先日掲載されていたのは「ケビン・ベーコン指数」なるもの。ケビン・ベーコンは説明するまでも無く、アメリカの現役映画俳優で、数多くの映画に出演している。その彼と共演した事がある俳優をケビン・ベーコン指数1とする。彼自身とは共演したことはないが、指数1の俳優と共演したことがあれば指数2。彼とも指数1とも共演したことがないが、指数2と共演したことがあれば指数3・・・これを繰り返すとどこの国のどの時代の俳優もほとんどが6以内の指数になるそうで、それを大リーグのスーパースター:A・ロドリゲス(ヤンキース)に当てはめると、大抵の選手は指数3以内になるとのこと。
これを日本プロ野球にまで広げると、ロドリゲスと松井は同じチームなので、ロドリゲス→松井→篠塚→王→長島→川上と辿ると日本プロ野球創設当時の中島治康でさえ指数は6になるそうだ。
最近メジャーへの流出が多いので、このように指数も少なくなるのだろう。どちらにせよ人はどこかで繋がっているものなのだろう。
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