東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

あとひとり・・・

2009年07月12日 09時49分48秒 | スポーツの話
日本ハムの多田野数人投手(29)が10日のロッテ9回戦(札幌ドーム)の九回二死から大松尚逸外野手(27)に右前打を許し、パ・リーグでは2000年のエルビラ(近鉄)以来9年ぶりとなるノーヒットノーランを逃した。無安打無得点の快挙まで、あとアウト1つ。多田野が5番大松に投じた118球目は、この日いくつも空振りを奪ってきたフォーク。しかし、打球はふわりと二塁手の頭を越えて右前へ落ちた。「全力で腕を振ったので、打った打者が上回っていただけ」と多田野。「あと1人」としながら達成できなかったのは、2005年5月13日西口(西武)が交流戦の巨人戦で九回二死から本塁打を許して以来、プロ野球21人目、23度目。

21人目で23度

西武の西口は2002年8月と2005年5月に、ロッテの仁科は1983年8月と1984年5月にそれぞれ「あと一人」を二回経験している。さらにさらに同様のケースで敗戦投手になった事が1963年5月阪神のバッキー、1966年9月中日の佐藤の二回もある。

これまで日本では84人(メジャーでは261人)達成しているノーヒットノーラン(完全試合含む)。逆にあと一人で逃した人数は21人。よく「記録に残る選手と記憶に残る選手」と言うが、今回の場合、あと一人で逃す方が断然面白いし、記憶に残るってもんだ。だから野球は面白いのである。

有限会社やな瀬不動産

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