太陽の中心部が月に隠される金環日食が今朝午前7時半頃、九州南部から福島県南東部にかけての太平洋地域各地で起きた。これほど広範囲で観測できるのは平安時代以来の932年ぶりだそうだ。金環日食が見えない地域でも、大きく欠ける部分日食は観測可能で、国内の日食は午前9時半頃までにすべて終わった。国内での観測は25年ぶりで次に「金環日食」が見られるのは北海道で18年後とのこと。
いつもより少し早めに起床した。テレビでは中国・福建省でのライブ映像が流れている。早速準備していた日食メガネを手にベランダから上空を確認する。
太陽が欠けて行く様子が見える。太陽の光が遮られるとこんなにも寒いものなのだろうか?改めて太陽の恩恵に感謝してしまう。
そして7時半を過ぎた頃には、厚い雲が太陽を隠してしまうものの、おかげで時折顔を覗かせるシルバーリングを日食メガネをあまり使用しないで確認することが出来た。
実に神秘的な天体ショーだった。
併せてこんなに正確に日時や観測可能地域が特定出来ることにも感心してしまう。
さてさて次は18年後、64歳である。