夏休みに録り貯めリストから「おろしや国酔夢譚(1992年公開)」を観た。
【解説】 鎖国日本にあって、広大なシベリア大陸を走り抜けた日本人の冒険記を描いた井上靖原作の映画化。脚本・監督は「敦煌」の佐藤純彌。共同脚本は「必殺4 恨みはらします」の野上龍雄と「タイガースメモリアルクラブバンド ぼくと、ぼくらの夏」の神波史男。撮影は「マリアの胃袋」の長沼六男がそれぞれ担当。
もう20年前の映画であるが、当時映画館の予告で凄いスケールのある映画だな~と強く印象に残っていた。実際に観てみるとカットされていたのか?漂流も、言葉の習得も、ロシアの大横断も、帰国までの10年間もとてもあっさりとしていて淡々としていた気がする。そんな中でひとつ気になる台詞があった。「今世界は大きく動いている。日本は小さな国だ。世界の動きに取り残されたら危なくなる。」・・・今も昔も変わらないことなのだろう。問責決議に躍起になっている場合なのだろうか?もっと他にやることが山積されているのに・・・
そして「緒形拳が亡くなってからもう4年が経つんだな~」と改めて思った。
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