【本日は連休最終日。予約投稿にて】
街角で野良猫に餌を与えるおばさんを見ると以前投書されていた古い記事を思い出す。その投書は18歳の女子高校生のもので、動物愛護センターを見学した時のことを書いていた。
動物愛護センターでは猫は犬の倍以上が毎年処分される。この数の違いは「野良猫に餌を与える人が原因のひとつ」だと職員の話。野良猫の寿命は平均4年程度だが、餌が豊富にあると寿命が延び、出産回数も増え、結果的に猫の数が増え、糞害や鳴き声の苦情で捕らえられる・・・結果である。可愛いから餌をやる人は多いが、糞の始末までする人はほとんどない。
そしてその投書の最後にはこう締めくくられている。
「餌を与えることは、その生き物を育てるという事。最後まで面倒を見られないのであれば、無責任に餌をやるべきではないということを学んだ」