4月の不調から想像も出来ない快進撃が続く我がジャイアンツ。昨夜も勝利で4連勝を飾った。ここまで強いとあまりテレビ観戦をしなくなるものだ。
リーグ制覇へのカウントダウンもついに10まで来たのだが、今ひとつ心から喜べないのは、やはりクライマックスシリーズ(CS)の存在だろう。ここまでぶっちぎりで勝ち進んでも、「もしかして・・・」の不安が過る。
改めてCSについて確認しておこう。2007年より導入され、今年は10/13よりCS・ファーストステージ(3試合制)がリーグ2位の本拠地で開催。ファーストステージで勝ち進んだチームがファイナルステージでリーグ1位(アドバンテージ1勝)の本拠地で6試合制で行い、勝ったチームが10/27からの日本シリーズに進む。ちなみにリーグ優勝はレギュラーシーズン一位のチームとなる。
過去にリーグ優勝したものの日本シリーズへ出場出来なかったチームは、この5年間で「2007年ジャイアンツ(シーズン2位のドラゴンズが進出)」と「2010年のホークス(シーズン3位のマリーンズが進出)」のわずか2回しかなく、とりあえずリーグ優勝チームが順調に日本シリーズへ出場しているのだが、ジャイアンツファンにとってはやはり導入元年の「リーグ優勝したものの・・・」の悪夢がまだ払拭し切れていない。
毎度毎度言っていることだが、やはりリーグ優勝チームのアドバンテージが少な過ぎる。特に今シーズンのようにぶっちぎり優勝した場合でも、アドバンテージはわずか1勝だとやはり不公平だろう。一時期導入していたゲーム差によりアドバンテージ(確か5ゲームでアドバンテージ1勝だったと思う)をつけるべきだろう。そして1位チームと10ゲーム以上離されたチームや、勝率が.500を切っているチームはCSへ出場出来ないようにすべきだろうな~と思う。
ちなみに我がジャイアンツは過去5回のCSにすべて出場し、3回のリーグ優勝で2回日本シリーズに出場し、成績は9勝7敗1引。同じくドラゴンズも5回すべてに出場し、2回のリーグ優勝で「3回」日本シリーズに出場し、成績は17勝10敗1引と圧倒的な強さを誇っている。つまりこの5年間で日本シリーズに出場しているのはジャイアンツとドラゴンズだけなのである。
優勝が望めないシーズンはCS導入に喜び、ぶっちぎりのシーズンはCS導入を憂う・・・ファンなんてそんなものだ。