先日息子が文化祭で私の母校へ行った。
「父が過ごした高校に高校生の息子が行くなんて不思議だ」と息子。
その夜、私は夢の中で母校の校舎を歩いていた。
独特のロの字型の廊下をグルグルと歩き回り、体育館奥にある梯子を登って屋上に出たり、階段の一番上の行き止まりの踊り場で座ったり、水飲み場で水を出したり、色々な思い出が詰まった薄暗い部室を見まわしたり・・・と校舎内をくまなく歩いていた。でも一番好きだった場所はやはり体育館で、体育館へと続く踊り場をいつもわくわくしながら通り過ぎた感覚を思い出しながら夢の中で多くの時間は体育館で過ごした。結局一度も教室に入らないまま、目が覚めた・・・それほど教室には思い入れがなかったのだろうか?
卒業後に一度だけ高校へ卒業証明書を取りに行った事がある。あれだけ通い慣れた愛着のある校舎だったが、卒業後の校舎は後輩たちのものになっていて、すっかり別の建物になっていた記憶がある。当時はまだ新しい校舎だったが、あれから30年以上過ぎた現在の校舎は一体どうなっているのだろうか?
とにかく今思い返しても非常に楽しい三年間だったことに変わりは無い。
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