15時発の熊本行きの飛行機にひとりで乗り込む為、羽田空港へと向かう。これでもう9回目の訪熊である。いつもとは唯一異なる事は「搭乗前ビール」を飲めない事である。熊本空港には愛車が待っていて、それに乗らなければならないからだ。モノレールでは隣の席に家族連れが座っていた。これから家族旅行に出掛けるようで、幼い子供さんたちが嬉しさを隠しきれない様子で異様に騒いでいた。うんうんわかるよ~私も心の中では一緒だからね。搭乗してもどこか口元が緩んでしまう・・・そして15分遅れの17時近くに火の国に到着。東京とあまり気温差を感じない熊本であった。そして到着口で友人と五月以来の再会をし、そのまま空港の駐車場へと移動し、愛車と初対面。可愛いじゃないか~と思わず頬をスリスリしたくなる。車の設備の説明を受け、鍵を渡され、早速助手席に友人を乗せて初運転。市内まで移動し、そのままホテルの駐車場に停め、友人が予約してくれた馬焼き(溶岩焼き)のお店に連れて行って貰い、再会とロングドライブの無事を兼ねて乾杯する。飲まずに熊本入りしたせいか?楽しさのせいか?高揚感のせいか?生ビールを飲み過ぎてしまい、早い時間にかなり酔いが回り、早めにホテルへと帰った。友人とはまた来月東京で会えるので、今夜はこのくらいでと軽く別れる。色々とどうも有難う。
この日の走行距離・17km
そしてわずか三時間睡眠で、目覚ましよりも早く起床。7時にチェックアウトし、車に乗り込む。目指すは息子が待っている福岡である。九州自動車道を順調に進み、待ち合わせ時刻ピッタリの10時に中洲川端駅に到着し、息子と無事合流。この日目指すのは昨年遷宮したばかりの島根県・出雲大社である。 たった今通った都市高速を戻り、再び九州道に入り、関門橋を越えるとあっという間に九州とはお別れだ。
渋滞も無くスイスイと山口、広島、島根と進む。この三日後に広島にあのような土砂災害が起こるとも知らずに・・・出雲大社の閉門時間17時少し前に出雲大社に到着し、広~い境内を歩き、お参りを済ませる。ここまで熊本から596km。
名物のぜんざいを食べながら、この日の宿を探す。地元の方に聞いた情報の中から、今宵の宿は松江と決め、ホテルに電話し、予約する。約1時間で宍道湖の畔にあるホテルに到着。温泉に浸かって、地元の居酒屋まで出掛け、初日の無事に乾杯。カサゴのカマ塩焼きを始め、海産物をたらふく頂き、しめに飲んだ宍道湖産のしじみのお味噌汁がとにかく美味しかったな~さてさて明日に備えて早く寝よう。
この日の走行距離627km(熊本から644km)