前日で十分距離を稼いだので、この五日間で初めての朝寝坊。今日も晴天なのが布団の中からでもわかる。ただ目を開けてもすぐに瞼が重くなる。何となく疲労が蓄積されているようだ。テレビでは三日前に通過した広島の土砂災害被害を伝えている。
東京まで残りわずか150km程度との表示に気分的にかなり気が楽で、チェックアウトまで温泉や遅い朝食をゆっくりと楽しむ。国道沿いにある店で地元名産の桃を購入したら、あとはもう東京へと向かうだけだ。中央道をしばらく走ると遠くに新宿の高層ビルが見え、首都高の名物の渋滞が出迎えてくれる。渋滞を抜けると次第に見慣れた景色が広がり、首都高小松川で降り、この日147kmで五日ぶりの我が家に無事到着。最後はお互い疲労からか会話が少なくなっていた・・・
これで息子との男旅はおそらく最後になるだろう。 色々な事をたくさん喋ったし、とても大切な話も出来た。何気なく考えていた「熊本から東京まで運転して帰る」というお馬鹿な計画が実現出来たことにただただ父は満足である。さてさて次はどんなお馬鹿のことを計画しようかな?そして改めて思う。
「日本は繋がっているんだな~」と・・・そして「案外狭い」と・・・
【走行距離】1579km
【走行時間】約38時間
【給油回数】5回計60L(21L・8L・10L・10L・11L)リッターあたり26.3km
【高速代】19800円
【通過した都道府県】16県
熊本・佐賀・福岡・山口・広島・島根・鳥取・兵庫・大阪・京都・滋賀・愛知・岐阜・長野・山梨・神奈川