宍道湖の気持ち良い朝日を浴びながら起床し、朝温泉を楽しんだ後、この日最初の目的地である「ベタ踏み坂」へと向かう。車のCMに登場した島根県と鳥取県の県境に位置する正式名称「江島大橋」という実在する橋なのである。
【CMの画像】
中海から次第にベタ踏み坂が見えて来る。横からのアングルではあるが、まずその傾斜に圧倒される。そして角を曲がり正面に入ると、CMと同じアングルが目に飛び込んで来てついつい歓声を上げてしまう。
事前に調べた際、「橋のたもとの横断歩道ではなく、遠くから望遠で撮影する」とのアドバイスに従い、遠方からズームで撮影すると今度は画面に向かって歓声を上げてしまうが、橋に近づけば近づくほど傾斜は緩くなる。ちなみにわざわざ近くに無料の大型臨時駐車場が設けられていた。ちょっとした観光名所なのだろう。
ベタ踏み坂を登り切ると間もなく鳥取県に突入である。そのまま鳥取砂丘へと向かう。日本海の海岸線沿いをずんずん進み、昼過ぎに到着すると同時に大雨に見舞われた。しばらく駐車場で待っていると雨は止み、砂丘へと向かう。砂に雨が染み込んだおかげで暑くも無く快適な砂丘散策。思ったより小ぶりな砂丘だったが、頂上に登るのは結構重労働であった。そう言えば駐車場で土砂降りの中、オープンカーの屋根が閉まらない高級外車が停まっていたがあのカップルはどうなったのだろうか?
その後、以前後輩がわざわざ訪ねてくれた兵庫県にある山陰本線「梁瀬駅」へと向かう。山道を登り降りし、約3時間で到着。歴史を感じる静かな街並みにひっそりと佇む駅。構内をうろついているとわざわざ駅長さんが出て来られて、事情を話すと「どうぞどうぞご自由に」と構内を入れさせて頂き、ホーム上でパチパチ撮影する。
梁瀬駅でこの先のルートを決める。福井へ戻るように向かうと約6時間、京都へ向かうと約3時間。福井には戻る形になるので、少しでも終盤が楽になるように京都・嵐山へと向かうことにする。高速を大阪から京都へと向かい、渋滞もあり、18時過ぎに京都に到着。温泉に浸かり、この夜も地元の居酒屋ではもの天ぷらで乾杯し、21時過ぎには寝息を立てていた
この日の走行距離405km(熊本から1015km)
【明日8/27(水)は定休日です】