熊本初日の昼。にぼしラーメンを食べ、ランチビールでほろ酔いのまま、広~い下通りを散策していると、遠くにテレビのインタビュアーを発見。これまで一度も街頭インタビューをされたことがなく、物欲しげな顔で近づくとマイクを持って接近。やった~と差し出されたマイクに向かって質問を待つ。
「桜町ビルでまた火災が起きましたが、どう思いますか?」
サ・ク・ラ・マ・チ~?
東京で言うソラマチのようなものか?また火災ってことは二回目なのか?と答える気満々の口がぽかんと開いたままの状態。「すいません、東京から来たもので・・・」と赤ら顔で答えると、インタビュアーさんの顔も曇る。内容を説明して貰い、何とかならないものか?と必死で答えを探し、出て来た言葉は「やっぱり『火の国』だけありますね」だった・・・「これじゃ採用されませんよね?」と訊ねると「いやなかなか上手いこと仰るな」と苦笑いのカメラマンさん。
夕方に温泉宿でたまたまつけていたニュース番組でその時の様子が取り上げられていて「怖いですよね」とか「原因を究明して頂きたい」との映像の後、私たちが映ることもなく、淡々と次のニュースを取り上げていた。
まだまだ対応力が足りないな・・・