映画「祈りの幕が下りる時(2018年公開)」を観た。
【解説】阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化で、2010年に放送された連続ドラマ「新参者」、2本のスペシャルドラマ、映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」に続き、阿部が主人公の刑事・加賀恭一郎を演じる。父との確執、母の失踪など、これまで明かされることがなかった加賀自身の謎が明らかとなる。東京都葛飾区小菅のアパートで滋賀県在住の押谷道子の絞殺死体が発見された。アパートの住人も姿を消し、住人と押谷の接点は見つからず、滋賀県在住の押谷が東京で殺された理由もわからず捜査は難航する。捜査を進める中で加賀は、押谷が中学の同級生で演出家の浅居博美をたずねて東京にやってきたことを突き止めるが……。演出家の浅居博美役を松嶋菜々子が演じるほか、山崎努、及川光博、溝端淳平、田中麗奈、伊藤蘭、小日向文世らが顔をそろえる。監督は「半沢直樹」「下町ロケット」「3年B組金八先生」など数多くのヒットドラマを手がけた福澤克雄。
この新参者シリーズ自体また映画「麒麟の翼」の続編だとも知らないまま、視聴開始。いきなり事件現場として「新小岩」が登場する。きっとあの辺りだ・・・相変わらずの阿部ちゃんと春風亭昇太の滑舌の悪さと松嶋菜々子の芝居力は健在で、また山崎努や伊藤蘭の若かりし頃の設定がかなり強引で、月ごとの橋の名前の謎や、被害者の謎もそれほど驚きがないのは、シリーズを観ていないからなのだろうか?
ただ浅居博美の母を演じたキムラ緑子と14歳の頃の浅居博美を演じた桜田ひよりはとても良かったが、烏丸せつこは見逃してしまった。