この時期は入居者さんから蜂の巣駆除要請の連絡が入る。
先日連絡が入ったので現場を確認すると、目を疑うほどの大きさは感動すら覚える美しい形状でもあった。蜂の巣については「生態系のバランスを保つためにも、生活上の支障がない限りそっと見守ってあげる」とのごもっともな方針があるが、これだと支障を来たしてしまう。
対処法としては「自ら駆除」「駆除業者に依頼」になるが、スズメバチに限っては葛飾区すぐやる課では私有地や住宅は所有者や居住者が管理する財産であり、ハチの巣も所有者や居住者が自己責任で駆除撤去するのが原則とした上で、「自ら居住する住居や付属する物置などの外壁や塀あるいは庭の樹木などに露出して作られた巣であり、家屋等の破壊をせずに作業できること」「所有者や居住者の立会いがあること」「法人や管理組合で管理する建物等でないこと」を条件に駆除して貰える。また江戸川区では私有地内の撤去は行っていないが、カラスやスズメバチの巣を除去した場合は費用の一部を助成してくれる制度がある。
但し、両区ともアパート・マンションには対応していないので、数日後、駆除業者さんにて夏空の下いつもの換気扇に戻った。