【8/8(日)~8/14(土)まで夏休みとさせて頂きます。予約投稿にて】
映画「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983年公開)」を観た。
【解説】晩秋の吉備路を舞台に寅次郎と結婚に失敗した寺の娘とのふれあいとすれちがいを描く。脚本は「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」の山田洋次と朝間義隆の共同執筆。監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
男はつらいよシリーズの32作目。両親が男はつらいよシリーズが好きだったので、毎年盆と正月には家族で映画館へと足を運んだものだが、大人になってからなかなか観る機会がなく、本ブログでもわずか1回しか登場していない。
今回改めて観直したのは、先日寅さん記念館へ行ったことに加えて以前ひとり旅で訪れた岡山県の高梁がロケ地として撮影されたことを思い出し、「逆」聖地巡礼として観始めた。お約束の夢から始まるオープニングはいつも通りで、高梁の街が登場する。あのあたりか?駅までの距離を考えるとお寺はあのあたりか?とあれこれ思い出す。またラストには2019年5月に渡った因島大橋が完成間近なシーンも登場する。本作品でも失恋する寅さんが「このお粗末さ」とさくらに話すシーンがあるのだが今回は失恋したのだろうか?
そして改めてタイトルを呟く。「男はつらいよ」・・・この年齢になるとやたら寅さんが染み入る・・・ただこのタイトルも将来的には言えなくなるのかも知れない。