先日の秋場所で二回目の優勝を飾り、初土俵から所要9場所昭和以降最速で大関に昇進した大の里。
実際に九日目で観戦したがまあとにかく圧巻の強さだった。次は初土俵から横綱までの最短記録である16場所(羽黒山と照国)はもちろんのこと、大関通過2場所(双葉山と照国)や年6場所制以降での新入幕から横綱までの最速は大鵬の11場所と記録は色々とあるが現在幕内5場所の大の里にとってどれも可能性は大である。過去にも出世が早過ぎて大銀杏が結えない力士は何人かいたが、私の記憶では大成しなかった記憶が強い。大の里には是非ともその悪いイメージを払拭して、大関通過2場所で早ければ来年三月場所でのちょんまげ横綱誕生に期待を寄せるばかりである。