映画「バーレスク(2010年公開)」を観た。
【解説】歌手を夢見るヒロインがロサンゼルスのクラブで働き始め、次第にその才能を開花させていくサクセス・ストーリー。世界レベルの人気を誇るアーティスト、クリスティーナ・アギレラが映画初出演で主演に挑み、圧倒的なパフォーマンスで魅了する。ヒロインを雇うクラブのオーナー役に『ふたりにクギづけ』以来約7年ぶりの映画出演となるシェール。監督は俳優出身のスティーブン・アンティン。世界のショウビズ界を代表するディーバの豪華共演に注目だ。
ステージの上と下で様々な表情をみせるクリスティーナ・アギレラの冒頭「Something’s Got a Hold on Me」での圧倒的な声量とパフォーマンスに圧倒され、劇中彼女が転機となる「Tough Lover」では目眩がするほどしびれてしまった。妖艶で煌びやかなショーは映画「シカゴ」同様に圧巻であったが、その2曲とバーテンダー役ジャックの作曲した曲以外は鷲掴みされなかったのは、この2曲のインパクトがあまりにも強かったかも知れない。
歌やショーを邪魔しないシンプルなストーリー展開とショーン役のスタンリー・トゥッチとジャック役のカム・ジガンデイが良かった。
故郷を離れて夢を叶えようとする経験が無い私にとっては、彼らたちの決意や意欲が少しだけ眩しく見えた。そしてすぐにサントラ盤を注文した。