社会人になったものの孤独の時間がこんなに多いなんて・・・と手にするコミュケーションアプリの広告。優しいSNSが売りのようで匿名性が高いとも謡っており、セールスポイントの中に「気の合うグループのみの招待」「趣味や感性が近い人ばかりを」とあった。
趣味嗜好が同じだと当然意気投合までが早いのだが、グループの人数が多くなればなるほど当然様々な考え方、嗜好の偏りや温度差、集団においての礼儀作法やマナー、エチケットが浮き彫りになることがある。集団心理として少数派や疎ましい人、無礼な人は距離を置いたり排斥されたり、さらに匿名性が高いとなると過激な暴走をする人や実際に会っていない上に直接対面の経験が薄い人たちはえげつないような対応することもあるだろう。さらに顔の見えない人たちに対しての対応は物凄く精神的にも大変なことが容易に想像出来る。
SNSはとても便利で色々な世界が広がるとても素晴らしいコミュニケーションツールであることは間違いはないがその反面、使い方次第でとてもややこしく、面倒になったりする。ただそれは対面においての友達作りも一緒であって、仲間作り友達作りにおいて痛みや嫌な思いを回避しようなんてそんな都合の良い話は「簡単に稼げる」と謳う闇バイト同様に絶対にないと思う。何事も甘い言葉は鵜吞みにしないことだ。
新しい総理大臣の周囲の対応を見ても分かるように「いじめは絶対に無くならない」ので、若いうちから処世術や会話術など研鑽しておいた方が絶対その後の人生において得策だと思う。