公開中の映画「記憶にございません」を観に行った。
【解説】『ザ・マジックアワー』などの三谷幸喜がメガホンを取った政界コメディー。国民から全く支持されていない総理大臣が記憶喪失になったことから起こる騒動を描く。主人公の総理大臣を、三谷監督作『ステキな金縛り』などに出演してきた中井貴一。『海を駆ける』などのディーン・フジオカ、『マチネの終わりに』などの石田ゆり子、『体操しようよ』などの草刈正雄、『64-ロクヨン-』シリーズなどの佐藤浩市らが出演する。
長編映画監督8作目のうち、「ラヂオの時間(1997年)」「みんなのいえ(2001年)」「ザ・マジックアワー(2008年)」を観たことがあるが、映画好きの監督ゆえに様々な名作喜劇のオマージュを詰め込み過ぎたり、笑いへの貪欲さがかなり負担になったりと私の中ではう~んとなってしまう作品ばかりだったので、本ブログにもあまり掲示していないのかも知れない。
本作品は少し控えめで、またフジテレビ開局60周年記念作品だけあって出演者が豪華でそれぞれ様々な扮装をしている(有働由美子は分かったがROLLYと山口崇は分からなかった)。また最近存在感のある役者さんだな~と思っていると芸人さんだったりすることが多いのだが、官房長官秘書役の後藤(ジャルジャル)は良かった。
どこか映画「デーヴ」にも似たストーリーだったが、私は嫌いではない。ただ支持率2%時代の暴言を吐く総理のシーンをもう少し観てみたかったな~