映画「あの頃ペニー・レインと(2000年公開・原題ALMOST FAMOUS)」を観た。
【解説】 「セイ・エニシング」「ザ・エージェント」のキャメロン・クロウ監督が自身の体験を基に、ブレイク寸前のロックバンドのツアーの同行取材を任された15歳の少年の姿を描いた青春音楽ムービー。少年が恋するグルーピーの少女を演じるのはゴールディー・ホーンの娘ケイト・ハドソン。15歳の少年ウィリアムは伝説的なロック・ライターに自分の記事が気に入られ、ローリングストーン誌の仕事をもらう。さっそく取材で楽屋を訪れた彼は、グルーピーの中にいたペニー・レインに一目惚れする。
冒頭ジョニ・ミッチェルのLPジャケットが映り、彼女の曲が流れる。原稿を送る際に「魔法の機械(ファックス)」があり、「1ページ18分かかる」との台詞に1973年を感じる。ペニー・レインを演じるケイト・ハドソンが実にチャーミングなのだが、ゴールデン・ホーンの娘で、「バーニング・オーシャン」にも出演していたのね・・・ん?父親はカート・ラッセルとなっているのだが、実際に実の父親は違うようだ。役柄同様複雑なのね・・・
原題はALMOST FAMOUS(ブレイク寸前)だが、これだったら多分観なかったと思うほど、とても素敵な邦題であった。