管理物件において賃料未払い案件が発生する。
他社さんと比較した訳ではないが当社では未納率が非常に低く、2015年は月平均で約10%だった期日超過のお支払いが現在では約5%前後となった。基本的に当社持参払いのため、月末が平日の場合は翌月の週末となるケースがあるので、それを除外するとさらに低くなる。ここ数年複数月の未払いはほとんどなかったのだが、先日数年ぶりに発生した。賃貸保証会社へ事故報告を行いつつ、これまで何度も催促を繰り返したものの、まず話し合いの場に出てこないし、内容証明郵便も受け取らない。
これまでいくらでも話し合う余地があったのだが、結果的に時間だけが経過し、現在訴訟へ向けて話が進んでいる。こうなるともう逃げ続ける訳には行かない。今後他の物件を借りる際にもブラックリストに載ってしまう可能性があるので、審査が通りにくくなる可能性もあり、転居先すら決まらないこともあるのだが、もちろん滞納者はそんなことまでは考えていない。
これは滞納者の致命的な特徴である「逃げる」姿勢である。「考えるのが面倒くせぇだけだろ」「考えないほうが楽だもんな」「だがそうなったら終わりだ」の闇金ウシジマくんの台詞がぴったりと当てはまる。まあこれは滞納者に限ったことではないのだが・・・
数手先を考えず、目先のことしか眼中にないので、きっと将棋は弱いんだろうな~と思う。