北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

2015年、北海道神居尻山のエゾヒメギフチョウ

2015-05-24 18:29:29 | エゾヒメギフチョウ
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2015年、北海道神居尻山のエゾヒメギフチョウ

 
神居尻山は初夏の装い

2015年、北海道各地でのヒメギフチョウは、例年より発生が早く、これまでと同じ感覚でゆくと大半の産地では盛期は過ぎていたようです。
そこで 発生の遅い産地をと考えて、例年遅い時期にエゾヒメギフチョウが発生する産地、当別町の神居尻山に行くことにしました。


2015-5-18 (月) 晴れ

道民の森の駐車場に車を止めて舗装道路を歩いていると道端のタンポポにヒメギフチョウが吸蜜に訪れていました。これは、予想通り飛び古した個体でした。




標高を上げれば新鮮な個体をいるだろうと思い、Bコースで登山を開始しました。
登山道沿いには、シラネアオイも咲いており、オクエゾサイシンも花を付けています。ここも終わっているようです。






更に標高を上げ700m付近にに来ると尾根道が緩やかに続いていました。





ここでもエゾヒメギフチョウも飛び出してましたが、時既に遅しのようでした。




そこで当初、予定になかった山頂を目指しました。
山頂は、360度の展望で増毛山地も一望できました。頑張って登ってきた甲 斐がありました。

しかし、ここにも飛来する個体も汚損しており、確認後リリースしました。

麓で発生した個体が上って来るのかも知れません。麓でマーキングして山上で再捕獲できれば証明出来ると思います。

山を下りる途中でキアゲハがテリトリーを張っていました。


撮影は出来ませんでしたが、そこへヒメギフチョウが来てキアゲハを追い回しました。

山麓まで下りるとヒメハルゼミが鳴いており、改めてヒメギフシーズンが終わった事を実感いたしました。
                 (2015.5.18登山:森 一弘)




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エゾシロチョウ超異常大発生、オホーツクの海岸線の森

2015-05-24 00:07:12 | エゾシロチョウ 


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エゾシロチョウ超異常大発生、オホーツクの海岸線の森


キタキツネ物語をはじめ多数の動物の写真集を出している竹多津実さんが、オホーツク沿岸斜里町でのエゾシロチョウの大発生を写真集にして出版していました。- エゾシロチョウ オホーツクの丘の群舞  竹多津 実 著  北海道新聞社 1994 -      

1992年、初夏、実は私もこの大発生を実際に見ました。当時、仕事で何度も斜里町を訪れていたのです。汽車の窓から見ました。

まるで海岸線の背の低い森全体がおびただしい数のエゾシロチョウに白く覆われ、羽ばたく蝶たちのせいでその森全体がわさわさと動いているかのように見えました。











これはなんとか記録しておきたいと強く思いましたが、仕事の関係で時間はとれず、撮影機材は愛用の ミノルタ α-9000 しかありません。今のようにデジカメで容易に撮影できるような時代ではなく、残念に思っていたのです。

その後、しばらくしてこのすばらしい写真集が出版され、私はびっくりすると同時にとてもありがたくおもいました。

竹多津さんは必ずしも蝶の専門家というわけではないようですが、この蝶については造詣が深く、当時、まだ斜里町に住んでおられ、いちはやくこの異常大発生をつぶさに観察し、素晴らしい映像で記録してくれていたのです。

興味のある方は是非この写真集をご覧になってください。きっと南陽堂にはあるのではないかと思います(当時2200円)。


何故、こんな大発生が起こったのか、原因はさだかではありませんが天敵のコントロールが効かない状況であったことは想像にかたくありません。

北見あたりでエゾシロチョウを飼育すると、幼虫のほとんどがアオムシコマユバチにやられていることすら稀ではありません。

この写真集ではエゾシロチョウの天敵があまり出てこないところをみると、まさに天敵による発生量のコントロールが効かない状況であったのではないかと考えたいところですが如何なものでしょうか。


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