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2019年秋、絶滅危惧種の蝶イシダシジミの生息地で草刈り
2019-11-12(火)の北海道新聞朝刊16Pのオホーツク版に絶滅危惧種とされ種の指定種として厳重に保護されることになったイシダシジミ( アサマシジミの北海道亜種 Lycaeides subsolana iburiensis Butler)の管内唯一の生息地、陸上自衛隊遠軽駐屯地演習場で草刈りが行われたことが報じられていました。
従来、環境省等は絶滅危惧種や種の指定はするものの、せいぜい採集禁止の看板を立てるくらいの対策しか行われないケースが多いなかで、地域住民などがこの蝶の幼虫が食べる食草ナンテンハギに覆い被さる笹や小灌木、ヨモギ、ワラビ、フキなどを草刈り機で刈り倒すという実効性が期待される対策を開始したのは注目に値する。
2019年10月中旬に草刈りを実行したのはNPO法人丸瀬布昆虫同好会、遠軽町職員など計12名。この産地では過去に自衛隊による草刈りが行われた翌年にイシダシジミが大発生したことがあり、以前からこの発生地での継続的な草刈りが推奨されていた。
今回の草刈りの効果が期待される。ぜひその後の経過も知りたいものです。
この記事は北海道オホーツク地域の北海道新聞購読者などごく一部の人々の目にとまるだけとおもわれ、広く北海道全域ないし全国にも知ってほしいとおもい本ブログでも紹介させていただきました。
かってはオホーツクや道東をはじめ道内各地に普通に産する蝶で、この蝶がこれほど減ってしまうとは誰も考えてはいなかった。
減少の理由は種々考えられているがはっきりしないものの、開発など人間の営みにともなう生息環境の破壊(豊かな草原の消失)や生息地の自然環境の急激な変化によるところが大きいと考えられます。
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2019年秋、絶滅危惧種の蝶イシダシジミの生息地で草刈り
2019-11-12(火)の北海道新聞朝刊16Pのオホーツク版に絶滅危惧種とされ種の指定種として厳重に保護されることになったイシダシジミ( アサマシジミの北海道亜種 Lycaeides subsolana iburiensis Butler)の管内唯一の生息地、陸上自衛隊遠軽駐屯地演習場で草刈りが行われたことが報じられていました。
従来、環境省等は絶滅危惧種や種の指定はするものの、せいぜい採集禁止の看板を立てるくらいの対策しか行われないケースが多いなかで、地域住民などがこの蝶の幼虫が食べる食草ナンテンハギに覆い被さる笹や小灌木、ヨモギ、ワラビ、フキなどを草刈り機で刈り倒すという実効性が期待される対策を開始したのは注目に値する。
2019年10月中旬に草刈りを実行したのはNPO法人丸瀬布昆虫同好会、遠軽町職員など計12名。この産地では過去に自衛隊による草刈りが行われた翌年にイシダシジミが大発生したことがあり、以前からこの発生地での継続的な草刈りが推奨されていた。
今回の草刈りの効果が期待される。ぜひその後の経過も知りたいものです。
この記事は北海道オホーツク地域の北海道新聞購読者などごく一部の人々の目にとまるだけとおもわれ、広く北海道全域ないし全国にも知ってほしいとおもい本ブログでも紹介させていただきました。
かってはオホーツクや道東をはじめ道内各地に普通に産する蝶で、この蝶がこれほど減ってしまうとは誰も考えてはいなかった。
減少の理由は種々考えられているがはっきりしないものの、開発など人間の営みにともなう生息環境の破壊(豊かな草原の消失)や生息地の自然環境の急激な変化によるところが大きいと考えられます。
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