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ジョウザンシジミ終令幼虫がエゾキリンソウの葉の付け根をかじって喰い落とし、地面でその葉を食べるというのは ?
2017-7-7 (金) 晴れ 35-36度C
今日はとても暑い日で渓流釣りの最中に熱中症でダウンしかけた。
帰宅するとジョウザンシジミのお世話が待っている。
大型タッパウエアで家畜飼いみたいに大量飼育をする他に、鉢植えのエゾキリンソウに放して自然状態に近い状態で飼っていたジョウザンシジミたちを観察してみた。
なんとなく見ただけではどこに幼虫がいるのかなといった感じ。
よくみると葉の裏などに巧みに幼虫が隠れている。
室内の鉢植えなので自然界のようにアリが寄っていることもない。
おおかた4令の終わりにさしかかり、前蛹にはいっている者もいる。
図鑑などでは終令にちかくなると幼虫はエゾキリンソウの葉の付け根をかじって葉を地面に落として、堆積した葉にもぐって葉を食べるとの記載が一般的だが、今回そのようなことはなかった。
葉の付け根をかじるのは一般的な習性のごとく普通に見られたが、葉を喰い落として地面で食べるようなことはまったくなかった。
付け根をかじって葉がぶらりんと垂れさがる格好にして、薄皮一枚残す格好できれいに食べる。
何故このように葉の付け根をかじることから葉の摂食を始めるのだろうか。
いろいろ考えたがそれらしい理由が思いつかない。
野外では喰い落とすが、天敵もいない飼育環境ではそれが無かったということなのだろうか。
単に食べやすいからだろうか。皆さんのコメントを期待したいところです。
さて、この鉢植えからは25匹の終令〜前葉が回収され、今後はほとんど摂食することなく蛹化してゆくものと思われます。
大量飼育中の大型タッパウエアでは続々と蛹化が始まっています。
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