透明なリンゴシジミの蛹
近年、ラブホテル前のウワミズザクラ群落、離農した農家のスモモ、河川敷のシュウリザクラ群落など発生木が目の敵みたいに軒並み伐採され続けており、北海道ではリンゴシジミは激減の一途。
最近では滅多にお目にかからない蝶になってしまった。
理由もはっきりせず激減したイシダシジミなどと比べると激減の理由は、はっきりしている。
羽化直後のリンゴシジミ♀。
ただ、スモモやウワミズザクラがあるだけではリンゴシジミが見られないこともあり、何かプラスアルファの要因もあるかと思う。
今回そのような話はさておいて、そんなリンゴシジミの透明な蛹を見る機会があったのでブログアップしておきます。
北見市の蝶友達の家に行った折、この透明な蛹が目にとまりデジカメで撮影させてもらった。
本当に綺麗な透明なリンゴシジミの蛹です。リンゴシジミは昔、結構飼育しましたが透明なリンゴシジミの蛹は初めて見た。
実はこの蛹は今まさに蛹化したばかりのもので蛹化直後は、このように透明に見えるのです。
時間が経過すると徐々に色が出てきて、鳥の糞そっくりのリンゴシジミの蛹になりました。
私はリンゴシジミの蛹化の瞬間を初めて見たということでした。
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