MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

箱根峠・旧街道ハイキング

2023年05月17日 | 山行・ハイキング

快晴のハイキング日和となり、久しぶりに箱根港から箱根峠、山中城跡公園へハイキングしていました。

小田原から箱根町港までバスで向かうと、バスターミナル周辺からは、芦ノ湖の先に富士山が望め、近くには、箱根駅伝の往路のゴール・復路のスタート地点の箱根駅伝ミュージアムがあり、駅伝のモニュメントが設置されています。

箱根町港から箱根峠へ向かう東海道1号線の長い坂道途中の森のふれあい館近くのお休み処からも芦ノ湖や富士山、箱根の山々が望める絶景が見られました。

箱根峠の手前の「道の駅 箱根峠」からも芦ノ湖や駒ヶ岳など箱根の山々が一望されました。

箱根峠を過ぎてまもなく箱根旧街道の箱根八里「西坂」入口の門があり、その先の接待茶屋跡地から箱根旧街道に入ると、長い石畳の道が続き、「兜石」と呼ばれる兜を伏せたような形の大石があり、豊臣秀吉が小田原征伐の時に兜を置いて休息していたところのようです。

更にその先には、約1キロの長い石畳の箱根旧街道が続きます。

長い石畳の旧街道の先には、大きな念仏石と南無阿弥陀仏と刻まれた石碑が設置されていて、案内によると旅の途中で苦しくなって行き倒れしないように念仏を唱えて旅の安全を願っていたようです。 

念仏石の先の大枯木坂を経て願合寺地区の石畳に入ると、杉林など雑木林となっています。

途中には、江戸から26里の山中新田一里塚の標識が設置されています。

願合寺地区の旧街道の出口の炉傍には、とっくりが浮き彫りされた雲助徳利の墓があり、箱根で大酒飲みの雲助と呼ばれた男の不思議な石塔が見られます。

旧街道を過ぎた一般道の向かい側には、山中城跡公園があり、城址公園を巡っていました。【続く】

 

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鎌倉ハイキング~寿福寺・源氏山

2023年04月12日 | 山行・ハイキング

鎌倉寺社巡り散歩で浄光明寺を拝観してから寿福寺・源氏山コースをハイキングしてきました。
鎌倉五山第3位の「寿福寺」には、背後に源氏山が連なり、その山腹のやぐら群には北条政子や源実朝、大仏次郎など著名人の墓があり久しぶりに訪れてきました。

総門から山門へ向かう参道は多くの樹々が聳えて静寂感を感じる往時の面影が保存されているようです。

惣門からへ中門へ通じる参道は高い木々に囲まれれ非常に美しい光景が見られます

中門から先には入れませんが、緑に囲まれた仏殿。

裏山の寿福寺墓所に向かうと、多くのやぐらがありその中には北条政子や実朝の墓があり、他にも鎌倉ゆかりの著名人のお墓があり独特の聖域となっていました。

裏山の山道を登ると、途中に江戸城築城で有名な太田道灌のお墓もあり、この地は道潅の生地だったようです。

さらに約200段の石段を上り源氏山の山頂へ向かいます。

階段を上った山頂広場では、満開を過ぎた桜の枝には、二匹のタイワンリスがキュッキュッと鳴き声を発しながら飛び回っていましたが、怖さを感じていました。

源氏山山頂には、「七福尊神」の石碑や五輪塔が建ち、北鎌倉の春の光景が望める静かな雰囲気でした。

源氏山公園に向かうと、多くの花見客で賑わい、シンボルの源頼朝公像周りも満開の桜咲き、和やかな雰囲気となっていましたが、頼朝公の頭上にはカラス?が止まり、美しいね~と呼び掛けていました(笑) 

源氏山公園の端には、鎌倉七口の一つの「化粧坂切通し」が、昔のままの急勾配の迫力ある姿が見られ、国の史跡に指定された歴史スポットとなっています。

源氏山公園で一休みして大仏ハイキングコースをウオーキングしていました。

コースの最頂部からは、由比ガ浜海岸や逗子方面が望める絶景が見られました。

その先は、アップダウンの雑木林コースが続き、マムシグサなども見られました。

鎌倉大仏まで向かう予定でしたが、途中から雑草が茂る険しい道となっていて、諦めてコースから下山して住宅街から鎌倉駅へ向かいショートウオークでした。

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湯河原梅林(梅の宴)・幕山ハイキング

2023年03月09日 | 山行・ハイキング

春本番の陽気となり、今年も梅の名所である湯河原梅林「梅の宴」から、湯河原幕山をハイキングしてきました。
幕山公園の梅林では、幕山の斜面には約4000本の紅白の梅が見頃となって花の絨毯が敷かれた光景が見られました。

 

しだれ梅林には、500本のしだれ梅と早咲き梅が満開となって美を競い合う光景が見られます。

斜面の散策路には大岩が多く見られ恐怖感を覚えますが、白梅や薄桃色の梅が咲き誇って華やかな景観がみられます。

更に坂道の先には、、幕岩と言われる岸壁の柱状節理の壁にロッククライミングの名所となっており、クライマーが岩壁の下でお休みでしたが、過って故郷北陸の「剱岳」で苦労した想い出が蘇っていました。

登山口から約15分で梅林の最高地点からは、山腹に拡がる大斜面に梅の絨毯が敷かれた様子や幕岩の光景が見られます。

最高地点からデコボコ道のつづら折りの急斜面を上り約15分で四阿に着きましたが、腰痛が激しく、今年は幕山頂点へ向かうことを諦めて一休みして引き返して梅林に戻り、多くの梅の花道を巡っていました。

四阿付近の坂道からは相模湾や真鶴半島が眼下に拡がる絶景も見られます。

広い梅林の西側の急斜面の下り道の散策路にも、大岩や色とりどりの梅の花が咲き誇って春本番の暖かい雰囲気が漂っていました。

斜面の下側の池端からは、幕山の名前の由来となっている幕を引いたような柱状節理の岩壁が見られる絶景ポイントとなっています。

梅林から湯河原駅へ戻ると、石橋山の戦いに活躍した地元の武将の土肥實兵夫妻像が設置されています。

この後、湯河原のパワースポットの散策を続けました【続く】

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名越切通ハイキング

2023年01月28日 | 山行・ハイキング

衣張山ハイキングの後、大町口から名越切通のハイキングコースを巡ってきました。

鎌倉七口と言われる切通の一つの「名越切通」は、古都鎌倉を守った自然の地形を利用した防御遺構の要所となっており、今も当時の様子が伺える険しい道となっていますが、現在はトレイルコースとして人気の観光スポットとなっています。

大町からは、シダが茂る急坂が続きます。

急坂を上り切った先から切通の道の第三切通を抜けて、アップダウンの約500mの道には第二、第一とクランク状の三つの切通が続きます。

第一切通は、逗子との市境となっており、高さ約10mの人工の崖のようで防御性を考慮した特徴的な景観が残されています。

第一切通で折り返して第三切通の手前には、13世紀から15世紀に作られた史跡の「まんだら堂のやぐら群」が保存されており、この日は公開されていませんでしたが、エントランスから堂跡には人口崖の斜面に大小150穴以上のやぐらが見られます。

まんだら堂から「お猿畠の大切岸」へ向かう途中には、2基の珍しい形の石廟が保存されており、鎌倉時代の火葬骨を納めた石造墳墓堂だそうで貴重な文化財に指定されています。

「お猿畠の大切岸」は過って石切場の跡で約800m、高さ約3~10mの断崖の岸壁が続く壮大な遺構となっています。
大切岸は、鎌倉幕府の防衛遺構と共に建築用の石切場跡で、お猿畑の名前は、鎌倉を追われた日蓮上人がこの地で三匹の白猿に助けられたことから名付けられたようで、貴重な史跡となっています。

岸壁には、約径20cm程の穴も残されてフォトスポットとなっています。

大切岸の上部からは、逗子海岸が眼下に望め絶景ポイントとなっています。

お猿畑の大切岸から急坂の山道を下った先の「法性寺」の境内の墓所の周りにも迫力ある石切跡が連なり大きなやぐらのような洞窟が出来ています。

「法性寺」の奥ノ院の横に鎮座する「山王権現社」への60段の石段を上ると、立派な五重塔や石祀が建てられており、絶景ポイントとなっています。

法性寺境内の参道の先の山門には「猿畠山」扁額に二匹の白猿が飾られています。

法性寺から逗子駅へ向かう旧浦賀みちの古道にも、三猿や青面金剛像などの庚申塔群が保存されています。

久し振りに、快晴となった名越切通や衣張山の鎌倉の史跡を巡るハイキングを堪能していました。

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鎌倉衣張山ハイキング

2023年01月27日 | 山行・ハイキング

荏柄天神社で筆供養した後、湘南有数の絶景ポイントの鎌倉衣張山をハイキングしてきました。
鎌倉街道の杉本観音近くの小径を経て、大御堂橋から滑川沿いの田楽辻子通りの道標のある角から浄明寺の住宅街を抜けて鬱蒼とした杉林の森の「平成巡礼道」に入ります。

「平成巡礼道」は、観音霊場めぐりで坂東三十三ヶ所の第一番札所の杉本寺と第二番札所の岩殿寺までの巡礼の道だったようで深い森の中の長い急階段の山道となっていますが、2年前の台風で倒れた多くの倒木が道を塞いで想定外の困難なコースとなっています。

山道の途中には、大岩の下に可愛い夫婦地蔵様があり、和みの姿に癒されていました。

急坂の先には、笹竹の切通し道となっています。

登山口から15分で衣張山山頂(121m)に到着し、山頂からは、材木座・由比ヶ浜や鎌倉市街と雄大な富士山が望める絶景が望めて気持ちも晴れ晴れしながら一休みでした。

「衣張山」は、源頼朝が夏の暑い日に、この山を白い絹で覆わせて北条政子と共に雪見を楽しんだことから付けられたと伝えられており、同じ心境でした  

山頂の広場には、五輪塔や地蔵尊も置かれており、巡礼の小道を実感します。

一休みして稜線を進んだ先の広場からも伊豆大島など相模湾の絶景や五輪塔が設置されてお休みスポットとなっていました。

その先の分岐点から狭い雑草が茂る道無き道の急坂を経て大町へと向かいます。

山頂から約25分で大町の住宅街へ着くと、川沿いの広場 には白梅が咲き始めて春の訪れを告げる姿を見せて、疲労感を忘れるひと時でした。

一休みして、鎌倉の絶景ポイントの名越切通しへ向かいました【続く】

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奥多摩湖・氷川渓谷散策

2022年12月21日 | 山行・ハイキング

奥多摩むかしみちのハイキングで奥多摩湖に着いた後、奥多摩湖の小河内ダム周辺を散策していました。

奥多摩湖は小河内ダムでせき止められて出来た人造湖ですが、国内最大級の貯水量の大きさで、四季を問わず素晴らしい自然に恵まれた景観がみられ関東のオアシスとなっているようです。

ダムの堰上の遊歩道からは紅葉した山肌や発電所が眼下に見られ、放水はされていませんでしたが、迫力ある光景が見られました。

巨大なダム湖には、長い浮き橋や湖畔の山々の圧巻の光景が見られます。

ダムサイトのお休み処には、「奥多摩 水と緑のふれあい館」があり、館内には奥多摩の歴史や伝統の民俗芸能などが紹介されていました。

「奥多摩 水と緑のふれあい館」の周囲には、石碑の路があり多くの歴史を刻んだ石碑や道祖神などが立てられており、憩いの道となっています。

奥多摩湖からの帰りは、バスに乗って奥多摩駅に着いた後、奥多摩駅近くの氷川渓谷を散策していました。

奥氷川神社は、日本武尊が東征の際に創建されたと伝えられる古刹で、境内には樹齢700年近い御神木の「氷川三本杉」が都一番の樹高で、天然記念物となっていました。

奥氷川神社付近の多摩川と日原川の合流地点の散策路には、紅葉は過ぎていましたが、橋上からは、清流が流れる渓谷の秋の美が映える景観が見られました。

「氷川小橋」

氷川小橋から望む「氷川大橋」

改修工事が行われていましたが、朱色の「昭和橋」

氷川小橋から落ち葉が積もる散策路の先には、吊り橋の「登計橋」が架けられて、晩秋の渓谷美が見られました。

奥多摩むかし道や奥多摩の渓谷美や歴史を学ぶ貴重な旅ハイキングを堪能してきました。

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奥多摩むかしみちハイキング

2022年12月20日 | 山行・ハイキング

快晴のハイキング日和となり、奥多摩むかしみちをハイキングしてきました。

この日は、奥多摩駅から奥多摩湖まで約10キロの旧青梅街道の古道をスロージョグしていました。

奥多摩駅近くの氷川大橋を過ぎてまもなく「むかし道」の石標が立つ入口がらイザ出発でした。

むかし道に入ると、羽黒三田神社の参道入口にある落葉が積もった杉の木が聳える長い羽黒坂を進みます。

坂道の途中には、廃線となった昔の列車道のトンネルや廃線跡が残されていました。

その先の石畳道を進むと、道端には多くの石仏や石地蔵が並びむかし道の雰囲気が感じられます。

羽黒坂を上り切った所には、「槐木(さいかちぎ)」の古木が立ち、四阿もあり過ってのお休み処となっていました。

槐木の先にも廃線路線や馬頭観音が残されています。

槐木から苔むす岩壁やアップダウンが続く長い道の先には、不動の上滝が流れ落ちて水の音が森の中に轟き、癒しのスポットとなっていました。

不動の上滝を過ぎてまもなく石階段を上ると、白髭の大岩の側面に「白髭神社」が鎮座し、古代から神宿る聖地となっていたそうですが、岩がオーバーハングした岸壁に怖さを覚える光景が見られました。

階段上には、狛犬や小祠も見られます。

神社の近くには、弁慶が穴を抜いたと伝わる「弁慶の腕ぬき岩」の自然石が見られ、穴に腕を通すと祈願成就されるパワースポットとなっているようです。

巨岩の中には、石を積み上げて祈願成就のパワースポットとなっていました。

樹齢200年のカエデの巨樹の「いろは楓」は、見頃は過ぎていましたが、名残の姿が見られました。

惣岳渓谷に架かる「しだくら吊り橋」は、通行禁止となっていましたが、むかしの橋の風情ある姿が残されています。

橋の側に鎮座する「縁結びの地蔵尊」

過って旅人の馬を休ませた「馬の水飲み場」

長い旧道の難所で牛馬の安全・無事息災を祈願した「牛頭観音様」

馬の水飲み場の先には、通行2人までに制限された「道所吊橋」もみられ、橋上からは渓流が流れ落ちる光景が見られましたが、大揺れとなっていました

 

紅葉の葉が積もる西久保の、切り返し過ぎて幅1m位の山道に入ります

山道では、右側は岸壁、左側は谷の落葉か積もった危険な細道が約1km続きます。

滑り落ちそうな「水根新道」を抜けてようやく奥多摩湖に到着でした。

奥多摩湖では、初冬の寒い光景が見られましたが、一休みしてバス待ちでダム周辺を散策していました【続く】

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鎌倉紅葉巡りハイキング~獅子舞・鎌倉アルプス・覚園寺

2022年12月19日 | 山行・ハイキング

鎌倉宮(大塔宮)で一休みして獅子舞の紅葉谷から天園コースを経て覚園寺を巡ってきました。

大塔宮から永福寺跡、二階堂川沿いの谷道を進みますが、谷道の山肌から流れる水で所どころぬかるみとなって足を滑らせる危険な道となっていました。

その先の獅子舞の谷に入ると、高木のモミジが赤く染まり天空を覆うようなモミジの森となって、鎌倉の隠れ紅葉スポットとなっています。

モミジの森の中の山道には、獅子が舞うような岩があり、「獅子舞」の名前の由来となっているようです。

獅子岩の側には、亀石も見られます。

モミジ森から天園まで大岩の間をぬって急階段を上ります天園へ続きます。

鎌倉アルプスの天園ハイキングコースの天園峠に出ると、富士山は見られませんでしたが、鎌倉の市街地や湘南海岸が眼下に望めました。

天園から岩肌を削った変化の激しいアップダウンの尾根道が続き、その先に鎌倉アルプスの最高峰の大平山(159m)からは横浜みなとみらいエリアが望まれました。

大平山の先の分岐点から覚園寺方面への山道では、アップダウンの岩道や切通し道を下ります。

分岐点から少し下ったところに大小のやぐら群が見られ、鎌倉では多くのやぐらがありますが、鎌倉一番多いところで「百八やぐら」と称されています。

百八やぐらから岩肌が迫る切通しの道を下ります。

下り切った下山口の一般道の分岐点には、道祖神や石仏が並び癒されていました。

分岐点から一般道を経て覚園寺へ向かいました。

境内には、下層に仏像が彫られた珍しい石の層塔も見られます。

境内の愛染堂前のモミジ広場では、モミジの大木が大枝を延ばして鎌倉の紅葉の人気スポットとなっており、赤く彩られた素晴らしい光景が拡がっていました。

鎌倉の歴史や自然豊かな晩秋の光景に魅せられながら獅子舞谷や鎌倉アルプスなどを巡って鎌倉アルプスの晩秋の光景を堪能していました。

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奥湯河原ハイキング

2022年09月13日 | 山行・ハイキング

残暑厳しい一日でしたが、湯河原の名所の不動滝から池峯ハイキングコースをハイキングしてきました。

奥湯河原入口のお茶屋の奥にある不動滝は、湯河原五大滝の一つの落差15mの滝で、滝の両側には、出世不動尊や身代り不動尊、出世大黒尊が祀られて、マイナスイオンが漲るパワースポットとなっていました。

出世不動尊は、威圧感ある姿で厄除け祈願の神のようです。

滝の左上に祀られている身代り不動尊。

階段の上には、出世大黒尊が祀られていますが、神心太陽の扁額が掲げられて、「神・心・陽」が一つになって心身清められるパワースポットとなっているようです。

不動滝から藤木川の渓流沿いには、落差が大きい川には約100mに及ぶ滝が見られ、五段の滝と呼ばれているようです。

池峯橋を渡り池峯ハイキングコースに入ります。

橋を渡ったコース入口には、コースの名所の「もみじの郷」の石碑が立ち、池峯ハイキングコースは、秋にはモミジの名所となっています。

コースには、山上から流れ落ちる小滝や常緑樹が茂るトンネルのなだらかな上り道が続きます。

山道沿いには、白い苔が生える大樹や蝉の声が鳴り響き、高山のような爽やかな雰囲気が感じ取れます。

更に枕木を埋め込まれた長い坂道が続きます。

登り道を登り切った頂点から、池峯へ向かいます。

池峯(池)では、湧き水で出来た池となって緑に包まれたお休み処となっていますが、秋本番には紅葉スポットとなっているようです。

池峯の周りには、ドングリ山など自然豊かな森林公園となっています。

池峯から緑のモミジトンネルの坂道が続きますが、晩秋の赤く染まる光景を連想する空間となっています。

万葉郷へ向かう山道からは、青空に聳える「万葉の湯」の案内塔や相模湾を望む絶景が見られます。

万葉郷のお休み処で一休みして、急坂を下り万葉公園へ向かいました【続く】

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真鶴半島ハイキング

2022年07月28日 | 山行・ハイキング

真鶴の貴船まつりが3年振りに開催され、久しぶりに真鶴半島の自然豊かな絶景ポイントを巡ってきました。

真鶴駅近くの荒井城址公園は、源義家の家臣として活躍した荒井実継の居城があった城址公園で竹林や桜の木に包まれた自然豊かな公園となっています。

園内の遊歩道を巡った後、半島尾根の急坂の長いアップダウンの道を経て739号線を行くと、道端の展望広場からは眼下に真鶴港が一望できる絶景ポイントとなっています。

その先の住宅街からも、半島西側の熱海・伊豆半島方面の景観が見られます。

更に約2km先の高浦地区からは、海遊びの名所の琴ケ浜海岸の景観が望めます。

真鶴駅から約30分で「石の広場」に着き一休みでしたが、石の町の真鶴にゆかりの作者のユニークな石像や彫刻が設置されています。

石の広場の展望台からも相模湾の小田原方面の展望が拡がっています。

石の広場の先の「森林浴遊歩道」を経て、「番場浦遊歩道」に入り蝉が鳴く急坂の山道を進み「番場浦海岸」へ向かいます。

番場浦海岸では、砂浜ではなくごろごろ石の石海岸となっていますが、磯釣りの名所となっており、多くの釣り人の姿もみられます。

石浜の海岸の先には、江戸城や小田原城などの石垣に使われた砕石場の跡の矢穴や四角の石を切り取った景観が残されています

採石場付近の岩場は、岩礁に打ち寄せる白波と三ツ石の絶景を眺められ初日の出が見られるフォトスポットとなっています。

番場浦海岸から三ツ石海岸へ向かう「潮騒遊歩道」は、波が打ち寄せ潮の香りを感じながら相模湾の絶景を見ながら楽しめる散歩道となっています。

三ツ石海岸からは、潮が満ち始めていて三ツ石へは近づけませんでしたが、真鶴半島一の画になる絶景が見られました。

石海岸には、多くのケルンも見られ、海の安全安心を祈願する光景が見られます。

絶景を眺めながら一休みして251段の急階段を上りケープ真鶴へ向かいます。

急坂途中から三ツ石海岸先端を望む光景。

階段を上り切った広場には、幕末の台場(砲台)の遺跡があり、江戸時代末期にここから海の防御を行っていたようです。

砲台跡の近くには、オレンジ色のカンナの花が咲き、疲労感を忘れるお休み処となっています。

三ツ石海岸から後半は、御林遊歩道を経て長い急坂を下り、琴ケ浜海岸へ向かいます。

御林遊歩道が続く自然の森の中には、御林の守り神となっている「山の神社」が鎮座し、周辺は、山の神に守られた大自然の光景が拡がっています。

急坂をへて琴ケ浜海岸へ出ると、海岸沿いに遊歩道が整備されて磯遊びやダイビングを楽しむ家族連れで賑わっていました。

琴ケ浜海岸から遊歩道を進み、この日貴船まつりが3年ぶりに開催される貴船神社に到着。

今年は、規模が縮小されて開催されましたが、海上渡御や神輿巡行は中止となっていました。

貴船神社では、神事や祭式の準備中でしたので、祭式を待ちながら一休みしていました。【続く】

 

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御岳山トレッキング~ロックガーデン

2022年07月02日 | 山行・ハイキング

御岳山トレッキングで武蔵御嶽神社に参拝の後、御岳山の最大の魅力のロックガーデンへトレッキングしてきました。

分岐点からは杉の木林の長い急勾配の道を下りますが、約700段の丸太や石の階段で滑りやすく大岩や大木の切通を抜ける危険な道となっています。

分岐点より約20分で渓流の木橋に着き、その先の大岩の脇の滑りやすい岩道を抜けて七代の滝へ向かいます。

七代の滝は、落差約50mの大小七段の滝で足場が悪く上部は見れませんが、滝見台から2段の滝が見られ、滝の周りは涼しさが感じられる、癒しスポットとなっています。

七代の滝から約230段の鉄梯子と木の根が絡む坂を上り天狗岩へ向かいます。

天狗岩は、天狗が上を向いて鼻が延びるような大岩の形から名付けられており、鎖場の岩壁を上ると、御天狗様岩の上には小天狗さまが見られます。

天狗岩から約10分で御岳沢の渓流のロックガーデンに到着。
ロックガーデン(岩石園)は、綾広の滝まで約1.5キロの渓流沿いの遊歩道には、無数の大岩奇岩に苔生す新緑が生い茂りこのシーズン特有の絶景が見られ、マイナスイオンで身も心も清められる空間となっています

岩も緑の苔に包まれて、岩肌と樹々の緑が織りなす大自然の清涼な空気が漲るマイナスイオンを浴びる若葉巡りの渓谷美が溢れています。

天狗岩から約20分で御岳沢休憩所に到着し、一休みして「綾広の滝」へ続く急坂を上ります

綾広の滝の手前には、小説「大菩薩峠」に出てくる樹齢300年、高さ38mの巨木の「お浜の桂」と名付けられた貴重な姿の桂の木が聳えています。

「綾広の滝」は、大岩に囲まれており「禊の滝」とも言われ、御嶽神社の滝行の場所となっており、滝の前には、「禊乃門」と汚れを清める祓いの神の「祓戸大神」が祀られて御岳山の最大のパワースポットとなっているようです。

綾広の滝では、水量も多く流れ落ちて静かな空間に滝の音が轟いていました。

さらに階段を上り滝の上にある坂道を進みます。

御岳山の名木の一つの「天狗の腰掛け杉」が見られ、枝が水平に伸びてさらに直角に上に伸びる枝にお天狗様が腰掛けて見下ろしているような高さ60mの樹形の杉の木が聳え立っています。

天狗の腰掛けの杉にも、小さな木の鳥居が設置されて聖なる雰囲気のパワーを感じるお休み処となっていました。

約3時間30分のハイキングでしたが、渓流と大小の苔むした岩肌と樹木の緑に包まれた秘境のような別世界で大自然のパワーを満喫してきました。

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御岳山トレッキング

2022年07月01日 | 山行・ハイキング

梅雨明けのハイキング日和となり秩父多摩国立公園の御岳山の武蔵御嶽神社から御岳渓谷のロックガーデンをトレッキングしてきました。

御岳駅からバスで約10分でケーブル下の滝本駅から御岳山駅へケーブルカーに乗り、関東一の平均勾配22度の急勾配で標高差423mを約6分で上ります。

滝本駅から上部の御岳山駅を望む光景

最高部の御岳山駅から下部を望む光景

御岳山駅の展望台からは、霞に包まれていましたが、御岳平など秩父山系の雄大な眺望が望めます。

御岳山駅から武蔵御嶽神社の杉木立の参道を経て御嶽神社へ向かいます

参道の途中には、神主の御師(おし)が参拝者をもてなす宿坊や旅館が立ち並び「天空の宿坊街」の御師集落となっています。

参道沿いの石壁には、約40mに亘ってユキノシタの花群生したフラワーロードとなっています。

その先の斜面には、樹齢1000年の御岳ノ神代欅が立ち、幹周8m樹高約25mの御神木で国の天然記念物となっていますが、神代の名前の由来は、日本武尊が東征の際に植樹したことに依るとも伝えられているようです

他にも参道脇に巨大な大木の幹を張って歴史を感じる雰囲気となっています。

参道脇には、六地蔵ではなく 4体の舟形道祖神も見られます。

商店街を抜けて二の鳥居から随神門を経て約320段の石段の参道が続きます。

随神門には、仁王様ではなく随身の矢大臣と左大臣が安置されています。

瑞神門の横には、十二支の動物や花の彫刻が飾られた石灯篭が設置されています。

宝物殿の前には、「鎌倉武士の鑑」と言われる畠山重忠公の騎馬像が立っています。

「武蔵御嶽神社」は、山岳信仰の霊場として多くの信仰を集めて幕府や江戸の武士達も参拝した1000年以上の名刹で、以前には「御嶽大権現」とも呼ばれて、日本三大御嶽神社に数えられている関東一のパワースポットととなっていてパワーが漲っています。
拝殿は、朱色に塗られて唐派風の向拝には極彩色の彫刻が多く飾られた独特の景観が見られます

拝殿前の2匹の狛犬は、守り神の「おいぬ様」と呼ばれていますが、狼(山犬)の姿で見守っていました。

朱色の拝殿の向拝には、大鈴や虎・龍など極彩色の彫刻が飾られ、格式高い雰囲気が感じられます。

本殿は神明造で立派な千木や鰹木が配され伊勢神宮を想わせる景観が見られます。

本殿の裏にある「大口真神社」は、御岳山の山頂(929m)に位置し「お犬様」として信仰された狼さまを祀られて狛犬(狛狼)が見守っています。

本殿の右側には、旧本殿の「常磐堅磐社(ときわかきわ社)」が鎮座し、黒漆の荘厳な装飾が施されています

御嶽神社に参拝しパワーを授かって、御岳山の人気スポットのロックガーデンへ向かいました【続く】

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鷹取山ハイキング

2022年06月18日 | 山行・ハイキング

横須賀市のかながわ景勝50選に選ばれている岩山の鷹取山(139m)をハイキングしてきました。

今回は、神武寺駅から神武寺の裏参道を経て神武寺、鷹取山、磨崖仏など景勝地を巡り追浜駅までのコースを巡りました。

逗子中学校の横の登山口から池子参道と呼ばれるせせらぎの沢沿いの山道に入ると、大岩の切通しや岸壁にシダが茂る道が続き、「かながわの美林50選」の新緑に包まれた自然林の光景となっています。

後半は、苔の生えた大岩の石段が続く谷戸を上ります。

登山口から20分で表参道と合流し、まもなく神武寺の総門に着きました。

神武寺の鐘楼には、龍の彫刻が施されており、逗子八景に選ばれていました。

境内の巨木の根の下には、六地蔵が並んでお疲れさん~と迎えてくれました 

六地蔵から石段を上ると、建立されて260年の歴史が刻まれた荘厳な楼門に到着。

楼門の先の薬師堂の前には、樹齢400年の珍しい「なんじゃもんじゃの木(ホルトノキ)」が高く聳えて枝を張った美景を誇っています

室町時代の建築様式の薬師三尊を祀る薬師堂

薬師堂前には二体の石仏が鎮座しています。

薬師堂から鷹取山へ向かう急坂の山道の途中には数本の大樹が根こそぎ倒れていて、崖下に落ちそうな岩場が続きます。

尾根道の途中には、金沢方面を望む光景も見られます。

その先には、大岩の険しい細道の鎖場があり、前夜の雨のため滑りやすい危険な道が続きます。

険しい登り降りの道を経て神武寺から約25分で岸壁が迫る鷹取山公園に着きました。

さらに133段の階段を上り岸壁の上にある展望台へ向かいます。

展望台からは、富士山や丹沢、八景島シーパラ、海の公園、房総半島など抜群の360度の大パノラマが望める絶景ポイントとなっていますが、この日は富士山は雲に隠されていました。 

展望台のある岩山は、鷹取山の海抜139mの山頂となっていて、ロッククライミングの名所となっていますが、親不知とも言われ険しい断崖スポットとなっています。

展望台のある岩山の他にも、多くの岩山が聳え立ち、岸壁が創り出した切通しなど異様な光景が拡がっています。

鷹取山公園から長い下り階段道を降りると、突然森の中に巨大な「磨崖仏」と称する弥勒菩薩像が現れます。菩薩像はにこやかな笑顔を見せて頭の上には頂上仏面も見られ、フォトスポットとなっています。

磨崖仏の横から更に岸壁の切通しを抜けて急階段を下ると、ロッククライミングするグループが見られます。

垂直に切り立つ岸壁の姿に魅せられ、学生時代に山岳部に所属して剣岳でロッククライムした想い出を蘇り、久しぶりのハイキングを楽しんでいました。

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城ヶ島ハイキング

2022年03月22日 | 山行・ハイキング

城ヶ島ハイキングの後半は、城ヶ島公園からウミウ展望台の小道を経て馬の背洞門、岩場の磯海岸、城ヶ島灯台など絶景ポイントを巡ってきました。

城ヶ島公園からウミウのモニュメントが設置された緑の小道に入ります。

小道をしばらく進むと、「ウミウ展望台」からは、この時期には赤羽海岸にそそり立つ壮大な岸壁の上に、ウミウという天然記念物の鳥が集う名所となっていますが、残念ながらウミウの姿は見られませんでした

ウミウ展望台から高台の道を進み、その先の「馬の背洞門」へ通じる急階段があり、洞門の上からは馬の背中のような姿が見られますが、転げ落ちそうな急階段となっていました

無事に洞門に着くと、期待以上の自然が創り出したメガネ状の穴が開いた海蝕のアートな洞穴が見られ、素敵なフォトスポットとなっています。

馬の背洞門の横にも、小さな洞穴も創り出されています。

洞門の周りの岩場にも、波で創られた奇岩が多く見られ、見る角度によって色々なアートな形を創り出して、ロックアート広場の雰囲気となっています。

恐竜顔のようなアート作品に魅せられました。

広い長津呂海岸の岩場には、小魚や小蟹などの姿も見られ、磯遊びの人気スポットとなっているようです。

長津呂海岸の磯部から急階段を登った高台には、城ヶ島灯台が立ち、日本五番目の灯台で灯台の周りは、公園となっていて東京湾を望む憩いの場となっています。

園内には、「海への祈り」像や舟形石仏像、白い四阿も設置されて、航海安全を守る歴史スポットとなっているようです。

灯台公園下の観光橋近くの岩場の奥には、北条早雲と戦った三浦一族の小桜姫が立て籠もった伝えられる洞窟があり、現在も「小桜姫観音」として祀られていました。

久し振りに自然豊かな城ヶ島を一周して岩場や緑の自然を堪能していました。

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新林公園ハイキング

2022年03月17日 | 山行・ハイキング

久し振りに自然豊かな新林公園の散策路をハイキングしてきました。
新林公園には、小高い山の尾根伝いに約1.5キロの自然散策路があり、アップダウンの激坂もある絶好のハイキング・トレランコースとなっています。

公園入口の梅林では、約30本の梅の花は見頃を過ぎていましたが、白・桃色の梅の花が名残の美しさを見せています。

中には、一本の木に白とピンクの花を咲かせた木も見られます。

 

梅林の奥には、江戸時代後期の古民家(旧小池邸)が見られ、茅葺屋根や屋根の上には「龍」と描かれた瓦が見られ、風格ある景観が保存されています。

内部のお座敷や縁側、土間も当時のままの姿が保存されています。

古民家の裏には、やぐらのようなトンネルも見られます。

古民家裏から急階段の長い坂道を上って緑に覆われた散策路に入ります。

登り切った先には、「獣落し」と名付けられた洞穴があり、猪や狸などの動物を捕えるために掘られた落し穴が残されています。

さらに急なアップダウンの急坂の階段坂が続きます。

坂の上の広い斜面には、四季の色々な花が咲く広場となっていますが、中でも貴重なまだ芽は出ていませんが、希少なクマガイソウが咲くエリアが設けられています。

園内の最高点の美晴台からは、江ノ島や富士山が望める絶景ポイントとなっていますが、この日は富士山は、霞に隠されていました。

後半もアップダウンの散策路が続きますが、樹々に覆われた深い谷間の木橋を経た後、急階段を下り湿性植物区へ向かいます。

湿性植物区では、春には花菖蒲が咲く菖蒲園となっていますが、長い木橋が架かる里山の光景が見られます。

湿性植物区の奥には、バードウオッチャーの人気スポットとなっている「川名の池バードサンクチュアリ」があり、この日は鳥の姿は見られませんが、貴重な自然の森となっています。

湿性地帯には、真っ赤な木の花の姿が見られますが、ハナモモ?でしょうか?

湿性地帯の池の端には、シンボルツリーのラクウショウ(落羽松)の大きな気根が顔を出して、奇妙な姿が見られます。

春の花咲く光景には、早かったようですが、約一時間弱の厚さを感じるハイキングでした。

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