冬晴れの快晴となり、湘南に早春を告げる二宮吾妻山公園に「菜の花ウオッチング」してきました。
吾妻山公園は、「関東富士見百景」・「かながわの公園50選」に選ばれている湘南の名所で、早咲きの菜の花と富士山が望める絶景ポイントをトレイルしてきました。
二宮駅裏から約300段の急階段を上り、吾妻山山頂へ向かいます
急階段を登った花木園では、今年も故郷の花・越前水仙が見ごろを迎えて、水仙ロードとなっています。
展望台へ向かう途中に鎮座する浅間さんと呼ばれる「浅間神社」には、木花咲耶媛(このはなさくやひめ)を祀る神社で、咲く花の匂うような美女で、良縁を得られたので縁結びの神様となっているようです。
浅間神社からさらに長い坂を登った山頂の展望台からは、白雲の帽子を被った、冬の富士山が聳え裾野まで稜線が見られ、湘南遺産の絶景が望めました。
展望台からは、相模湾や湘南海岸、大山、丹沢連峰、伊豆半島、三浦半島も望める360度の大パノラマが望める絶景ポイントなっていました。
展望台周辺の緩やかな花の丘の斜面には、今年は小雨の影響で、まだ満開ではありませんでしたが、約6万株の早咲きの菜の花が咲き初めて、菜の花と富士山などの山、相模湾の海と融合した彩り豊かな光景が見られました。
展望台の下には、菜の花に混じって薄紅色のまゆみの実が膨らんだ愛らしい鮮やかな姿が見られました。
吾妻山は、万葉集に「相模路の余綾の浜の真砂が美しいように、あの子のことが可愛いく思われる」と詠まれた公園の由来が書かれた万葉歌碑が山頂近くに設置されています。
山頂広場の横には、日本武尊の妻の弟橘媛命が祀られた吾妻神社が鎮座し、縁結びのパワースポット・歴史スポットとなっているようで、参拝していました。
境内の一角には、庚申塔や笠付三猿の石仏が置かれています。
菜の花ウオッチングを堪能して、一休みの後、梅沢口から川勾神社へ向かい二宮の石仏巡りしていました。【続く】