福井の勝山地区を旧友のみなさんと、50年振り?に訪れた。
昔は、スキーや白山登山を楽しみために、訪問したがそのとき以来である。
スキー場は今も沢山あるようで、関西地区から多くのスキー客が訪れるようだ。
今回は、『恐竜博物館』と『平泉寺白山神社』を初めて訪れた。
恐竜博物館は、これまで全く知らなかったが、開設は2000年だそうで、行ってみて驚いた。
原点は、勝山地区に中世白亜紀のワニの化石が発見されたのが発端だそうであるが、その後、完全な形で恐竜などの化石が発見されたそうで、世界各国から貴重な恐竜化石が展示されており 巨大な博物館である。自然科学や生命の歴史などが研究されている国内最大のものだそうである。
この日も、近くの小学生や幼稚園児の団体が沢山見えており、子供達の輝いている目が印象深かった。
その後は、歴史的に1300年前の奈良時代に、創建されたと言われている『平泉寺』を訪問した。
泰澄大師が白山信仰のお寺として 創建されたそうで 今でも当時の遺品が発掘さているようだ。奥州の平泉寺は、この『白山平泉寺』から命名されたという伝説が伝えられている。
中世室町時代には、この平泉寺周辺に、12,000人が住んでいたという伝えられており、現在 発掘作業により、その証を検索しているとガイドさんから聞いた。
その結果により、世界遺産への道が開かれることを期待されている。
鎌倉などに見られる有名なお寺と異なり、訪れる人もすくなく あまり手も加えられていないので、自然のままに保たれている印象を受けた。
かって泰澄大師が、修業のために白山へ登った階段登山道が、現在も残っており、登山道としてはもっとも厳しい道だそうである。
この夏にも、仲間と白山登山を計画しているが、一般道ではなく この修業道からの登山してみたい衝動に駆られる。