この日も晩秋とは思えないポカポカ陽気の天候に恵まれ、絶好のスケッチ日和で教室の写生会に出席すべく、 横浜山手の西洋館へと出かけてきた。
折角のスケッチ日和で、早めに出かけて、『港の見える丘公園』に向かったが、横浜開港150周年記念に、
新しく出来たアメリカ山公園には、みなとみらい線の元町・中華街の改札口から、
エスカレータで直行できるようになり その先には外人墓地へと繋がり大変便利になった。
「港の見える丘公園」周辺のイギリス館や山手111番館をぶらり散策したが、
ベイブリッジを遥かに望む光景は、いつ来ても やはり横浜の絶景ポイントである。
この日も、韓国からのツアー客だろうか?約10数名のグループが、ベイエリアの景色を賞賛して?いた。
時間も余裕があったので、イギリス館を早描きで筆をとっていると、目の前に はとバスが停車して、多勢の観光客が訪れてきた。
山手通りにも行き交う観光客が多く、西洋館の異国情緒あふれた景観やお洒落なカフェやレストランは、
特に女性の皆さんには大変人気があるようである。
また、山手通りの光景は、関東でも有数のスケッチポイントで、これまでも何回も訪れ描いている。
今日の目的地『エリスマン邸』に着くと、周辺には他のグループも見えていて、『えの木てい』や『聖公会』に向かって筆を走らせていた。
エリスマン邸は、ケヤキなどの大樹に囲まれており、構図選びやこもれびの樹木の表現に苦労した。
描き終わってからは、近くのシャレたカフェで歓談し、大宮から来られたという遠来の仲間もあり話は尽きない。
帰りに神奈川景勝50選に選ばれている観光スポットの外人墓地の資料館に立ち寄り、
墓地の概要などの貴重な資料を閲覧して帰路についた。