湘南の夏の風物詩として知られている『第60回 湘南ひらつか七夕まつり』が始まり、バイクポタリングを兼ねて出かけてきた。
今年は、60回を迎えて、その歴史の1ページを豪華絢爛に飾る彩りが期待していた。
「ひらつか七夕」は、仙台・安城と共に「日本三大七夕祭り」と称されており、全国から200万人以上の客が訪れると言われている。
大会本部のガイドによると、市内中心街には約500本、市内全域で約3,000本の竹飾りが飾られ、特にメーン会場である「湘南スターモール」には約80本の豪華な飾りが掲出されているようだ。
スターモールには、全長10Mを超すような大型竹飾りには、今年話題のスケート選手の浅田真央や高橋大輔や、源氏物語、坂本龍馬などの飾りや吹流しが人気を呼んでいたようだ。
丁度、スターモールに到着した時には、「七夕踊り千人パレード」が始まっており、市内各地の各団体が参加してのおどりが披露されて、沿道から拍手喝采を受けていたが、『見るより、聞くより、踊るもの・・・花笠おどり・・・』と、飾りに負けない美しい光景が続いていた。
また、七夕恒例の『星に願いを』の短冊コーナーでは、今年から願いをTwitterで受付けられた投稿が掲載されているそうだ。
その内容は、やはり「就職出来ますように・・・」、 「家族が健康でありますように・・」、 「素敵な彼氏に出会いますように・・」、 「サッカーが上手になりますように・・」など、世相を写したものや、七夕に懸けて彦星に期待するなど様々の願いが込められていた。
日が暮れてくると、織姫・彦星?が浴衣姿で訪れる若い人達で賑わい、JR東海道線は、さながら天の川になるようだ。
また、周辺の通りには、全国から全ての露店が集まったのかと思われるほど、露店が出揃い賑やかに呼び込みの声がかかっていた。
2日目以降には、全国の友好都市から応援の郷土芸能などや振興が披露されるそうで、大変な賑わいとなるだろう。
また、この多くの竹飾りは、全国の七夕祭りへ下取りされて再デビューするそうで、各地から下調べに来られていると聞く。
今年は、炎天下の夏日に恵まれており、目抜き通りはカラフルな豪華な飾りに囲まれ、着飾った訪れる客で賑わう4日間となることは間違いないと思われる。
七夕まつりにどっぷりと浸かり、後ろ髪引かれながら、帰路につきペタルを踏んだ。